いざやろうと思うと… 外まわりのお手入れって方法も解らないし、取り扱い説明書もないですよね!?
【せっかくの夏休み!! よし!! お掃除をしてみよう~と思ったその時に…】
実は…
意外に知らない「外回りのメンテナンス」の仕方…(汗)
フローリングやドアや窓って…
なんとなくお掃除の仕方も解るし、またインターネットや建築会社からもらった
『取扱説明書』を見てみると!?
●お手入れの方法
●どのくらいの間隔でお手入れすればいいの??
●汚れがひどい時ってどうすればいいの??
そもそも!!
『コレって、何で出来ているの??』 などなど
なんとなく、解る方も多いかと思います!!
ところが…
おすまいの[外回り]って??
『ん?? ”本来”は、どうすれば良いの??』
『… 実はやっちゃいけないコトってあるのかな??』
『コレって、何で出来ているの??』
なんて、不安に思いながら… 結局後回しにして
秋が来て、冬になり…
『暖かくなったら…』(と理由をつけて(笑))
なんて、あっと言う間に1年が過ぎてしまっているアナタ!!(爆)
【すまいのプチ知識】
Q: おすまいの外回り(エクステリア製品)って??
どうやってお手入れすればいいの??
そもそも、コレって何で出来ているの??
A: 実は… コレ… 難しいんです!!
建築資材の中では、ちょっとエクステリア製品って馴染みがあるモノ
ではない事も多いので!?(汗)
(photo: ジューテックホーム施工例)
(photo: ウェルダンノーブルハウス施工例)
たとえば…
上のお写真(ウェルダンノーブルハウス施工例)を見て!!
”玄関ドアまでお庭の中を美しくデザインする「アプローチ」”
コレって何で出来ているか解りますか??(笑)
『石でしょ』
『いやぁ この色はレンガでしょ』
(そもそもレンガってなんだ??)
正式な「素材」は??
『インターロッキングと呼ばれるコンクリート製品なんですね!!』
『… よくわからない… そもそも、インターロッキングってなに??』
ザックリと… 簡単に、一般的な『エクステリア製品』をご説明してみますね!?
Part.1
■コンクリート二次製品
●インターロッキング
●化粧ブロック
●化粧平板
実は…
一般的にエクステリアの建築で使用されている、これレンガ?? タイル?? と思われるだろう??
製品の多くは、『コンクリート製』なんですね!!
これらの商品を『コンクリート二次製品』などと区別するのですが
現場では、『インターロッキング』『化粧ブロック』『コンクリート(化粧)平板』などと
呼ばれております!!
主材料は、その名の通り『コンクリート』なんですね!!
様々な形状が用意されている「型」に入れて成型をし『顔料』や『骨材』を混ぜて
色柄を付けている商品ですね!!
本来のタイル(陶器)と違い、表面がザラザラしているので滑りにくい特徴もあり
アプローチや階段などでは敢えて使用することも多い商品です!!
反面、大きな道に面しているお客様のお住まいでは、車の排気ガス(煤)や
土ヨゴレなどが付着しやすく『汚れが目立ちやすい』面もあります!!
Part.2
■レンガ
(photo: http://greenfarm-haji.biz/)
コチラが皆さまが最も想像しやすい『レンガ(煉瓦)』ですね!!
いまさらかもしれませんが、レンガの主材料は、『土』
粘土を主成として、シェールや泥などを混ぜて『型』に入れて、
『窯』で焼き固めて製造されている事が多いですね!!
主にエクステリアでは、床面に敷き詰めたり、塀や壁として
積み上げたりなどして使われております!!
元来が焼き物である為、1つ1つのレンガに焼きムラや色ムラがあることと
商品だけでなく施工費用もお値段が高くなってしまう傾向が…
ゆえに!!
みなさまが街中で見る歩道などで使用されている『レンガ??』の大半は
現代の建築では、『インターロッキング(コンクリート)』が使用されております!!
Part.3
■ タイル
コチラも陶器であるタイル製のアプローチの床や壁の施工例ですね!!
レンガ同様に、耐候性、耐久性ともに優れた素材です!!
【すまいのプチ知識 その②】
Q: レンガとタイルって何が違うの??
A: コレ… 簡単にご説明するとサイズの違いなんです!!
そのサイズと言うのが『厚み』なんですね!!
元々、レンガとは建築資材としては、『紀元前』の時代から使用されていた
商品(日干しレンガ)なんです!!(驚)
その当時から『直方形(6面体)』の厚い形状!!
一般邸に『赤レンガ』と呼ばれている商品は
[縦10cm x 横21cm x 厚み6cm]のモノを言うんですね!!
本来タイルは積み上げて使用されていたモノですが、近年の建築において
タイルを薄く割き、[貼り付け仕上げ材]として登場したのが【タイル】の
始まりなんです!!
決まりではありませんが、[タイル]の呼称の定義は、厚みが[4cm]以下
なんて区分けも見られますね!!
この様な使用方法の違いから、昨今では[タイル]は装飾性の高い仕上げ材
としての特徴がみられ、様々なデザインの商品が用意されております!!
【すまいのプチ知識 その③】
Q: [タイル]と[レンガ]って同じモノなの?? 随分とデザインや色柄
そして、表面のザラザラ、ツルツルも違うけど…
A: 元来の起源がレンガなのですが、再程ご説明した通りタイルに関しては
[装飾性の高い仕上材]として、近年商品が開発されております!!
ゆえに!!
本来レンガ造りの素材である[粘土][長石][陶石]に顔料となる鉱石(コバルト、
銅、マンガン、鉄クロムetc)を調合された製品が主となっております!!
また表面には陶器食器に見られる[釉薬(うわぐすり)]を使用したモノも
あるんですね!!
ちょっとお話が脱線してしまいましたが…
【すまいのプチ知識 その④】
Q: コンクリート二次製品、レンガ、タイル
のお手入れって??
A: 当然、おすまいの立地条件や使用している商品の条件にも
異なりますが…
本来は、1年に2~3回程度の、ブラシ等を使っての水洗いをお願いします!!
汚れが酷い時には、[高圧洗浄機]も有効ですね!!
[油]などの汚れは水洗いだけでは落ちづらいので、もし取れない
汚れがある時は[中性洗剤]を薄めた液とブラシで汚れを落とし
洗剤が残らない様にしっかり水で洗い流してください!!
プロのお勧めは、[トイレ用洗剤]!!
粘度があり、また泡立ちも比較的少ないので便利なんだそうです!!
Q: ブラシで相当ゴシゴシ洗ってみたのですが…
黒い汚れがブツブツと残ってしまって…
A: 洗浄を突き詰めると… 気になるんですね!!(笑)
コレは、コンクリートやレンガ、タイルの中に汚れが染み込んでいる状態ですね!!
レンガやタイルをよ~く見てみてください!!
実は表面に小さな穴がたくさん開いており、その穴の中に汚れが
入りこんでいる状態なんですね!!
コチラもプロの技をちょっとご紹介!!
[重曹]+[お酢]
で洗浄をすると良いらしい??
小さな穴の中に入りこんだ[酸性][アルカリ性]の汚れを共に落とすことが
出来るのだそうです!!
が…!!
必ず、順番は[重曹]から!!
重曹での洗浄は、重曹ならではの[白い跡(アルカリ成分)]が残ってしまうので
後ほどの[お酢]でその白い跡も洗浄するコト!!
だそうです!!
【すまいのプチ知識 その⑤】
Q: なんか… 白いカビ?? 塩の結晶?? みたいのが…
A: 建築業界の永遠の悩み… [白華現象]と呼ばれる状態ですね!!
こんな状態の塀や壁、そして床を見た事ありませんか??
コレを建築業界では、[白華現象(はっかげんしょう)]と呼ぶんです!!
正式な名称は、[エフロレッセンス]と呼ばれる”自然現象”の一つです!!
正直にお話しますと…
このコンクリートの[白華現象]は、建築業界の長年の”悩みの種…”
真新しい新築住宅の建築でも発生してしまう事があるシロモノ…(泣)
コレは、レンガやタイルなどの目地や下地の構造で使用される[モルタル]
の成分の中の[水酸化カルシウム]が水分とともに仕上材の表面に現れ
空気中の二酸化炭素などと反応して、[白く粉が噴く]様な状態(炭酸カルシウム)
となる事!!
難しい??
特に…
雨が多く、湿度が高い気候条件で発生してしまう事が多いそうです!!
実は現在の建築業界では、この白華現象を完全に防止する方法はナイ…(汗)
のだそうです…
実際には、[製品の欠陥]や[施工の問題]ではなく、また製品としても[耐候性]
[耐久性]に問題がでる訳ではないのですが…
実際には[美観を著しく損ねる]場合も多く…
永遠の課題です(泣)
また、築年数の経ったおすまいの外壁やエクステリアで使用されている
レンガやタイルなのから、近年この[白華現象]が発生したという時は
タイルやレンガ、または目地等に亀裂や破損を起こしている事も多い為
その時は一度ご相談ください!!
いかがですか??
ちょっとしたエクステリア製品の一部だけでも、
知ってそうで… 知らないことっていっぱいありますよね??(爆)
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