【給湯器編】これからの時期は、浴槽の残り湯を捨てないで!! 仕組みを知って、大切に長く安全に使用しよう!! 

 

【”給湯器編” 仕組みを知って、大切に長く安全に使用しよう!!】

 

 

 

 

 

 

新聞、インターネットのニュース、テレビの報道番組等でも紹介

されている、建築業界全体を窮する状況にしている問題…

 

「建築資材の不足」

 

 

 

お住まいの新築工事だけでなくリフォームやメンテナンスで必要

となる「様々な建築資材」で、現在、「資材不足」が発生している

状況なんです!!

 

始まりは、今年の春先に突然に発生した

「ウッドショック」

 

 

 

世界No1の木材産出国である「カナダ」で、新型コロナウイルス

の感染拡大への措置により、製材工場や運送、輸出業者(港)で実行

をした長期に渡る「操業停止(縮小)」

 

供給が急減少する中で、片や世界の消費大国であるアメリカや

中国で急拡大した需要により、「世界規模の慢性的な品不足」

が発生し、両国間で少ない品物の取り合いを繰り広げることに

より「過去最高高値の取引額」が現在でも継続しているん

ですね。

 

 

 

まさか、世界中で木材が不足する事態が発生するとは

誰もが予期できなかった「ウッドショック」

実は

その後も、新型コロナウイルスの世界的感染拡大が

継続する中で、さまざまな「商品」に、同様の

「資材不足」が発生している状況なんですね!!

 

 

本当に多くの資材で「資材不足」が発生している現在

ですが、

特にニュースや各メディアで取り上げられている、皆様

方の生活にも直結している資材がコチラ

 

トイレ

(写真 ジューテックホーム施工例)

 

給湯器

(写真 ジューテックホーム施工例)

 

 

この…

生活に直結する2アイテムも、現在、製造メーカーに「発注」を

しても、建築現場やリフォーム現場に「納品」される時期が…

未定または数か月後になってしまっている状況なんです汗

 

 

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識】


 

 

 

もし…

現在使用されている「給湯器が壊れてしまったら…汗」

 

 

正直

現在、日本全国には本当に困られている方も少なく

ないんですね。

実際には、故障の交換の依頼でも製造メーカーは、

納品に数か月のお時間を頂戴してしまっている為、

出来る限り「修理」での対応に努めている状況。

 

そんな状況下だからこそ!!

現在、ご使用中の「給湯器」も、大事に…

正確に、大切に使用したいですよね!!

 

今日のブログは、そんな「給湯器」を主役に!!

 

【仕組みを知って、大切に、効果的に使ってみよう!!】

 

◆給湯器の”初級編”

 

ジューテックホーム ウェルリフォーム 給湯器 ボイラー リフォーム 横浜 東京 都筑 港北

(写真 ジューテックホーム 給湯器リフォーム)

 

まず初級の初級

Q:「給湯器(きゅうとうき)」って何??

 

皆様のお住まいのお風呂やシャワー、台所、洗面台で使用している

「おを供している機

いわゆるボイラーのことですね。

 

ひと昔前のお住まいや生活で、キッチンの目の前についていた

「瞬間湯沸かし器」も当然「給湯器」

 

 

以前までは、台所は台所専用のガス給湯器(瞬間湯沸かし器)で

お風呂にはお風呂専用の給湯器(バランンス釜)と分かれていた

お住まいが一般的だったのですが、現在は家の外部に

設置された「1台」の給湯器が、お住まいの中でお湯を使用

する箇所すべてにお湯を供給していることが多いんです!!

(お住まいによっては、温水床暖房のお湯も同時に供給)

 

余談ですが

お湯を作る熱源が「電気」になっても、「LPG(プロパンガス)」

になっても「給湯器」!!

 

 

オール電化住宅などで使用されているエコ給湯システムで

人気の「エコキュート」

こちらも、正式な名称は「自然冷媒ヒートポンプ式給湯機

 

戸建て住宅でもマンションでも、お住まいの外部に設置された

1台の給湯器で「瞬間に沸かしたお湯」を、お風呂やキッチン、

洗面所など、それぞれに繋いだ「パイプ」を通してお湯を

送っているんですね。

 

 

こちらは、一般的な戸建て住宅の「配管」例。青いパイプはお水用

オレンジ色のパイプがお湯用。外部から取り込んだお湯が、各部位に

分かれて配管工事が施されているのが分かりますね!!

 

戸建て住宅やマンションでも一般的には、お住まいの「床の下」で

配管がされておりますが、一部マンションなどでは天井の上に配置

されていることも!!

 

 

Q:お湯を作る合図(スイッチ)って??

 

コレ… 以外に疑問ですよね!? お風呂に湯はりする時は

リモコンのスイッチを押すけど、シャワーや台所のお湯は

勝手にお湯が出てくるな??

 

 

まずは、給湯器のお湯の作り方!!

実は、意外にオーソドックスな造りなんです。

スイッチが入った「瞬間」に、鉄製のパイプ中に溜まった

お水を強力なバーナーで設定温度まで沸かしているだけ!!

台所のガスコンロの超強力バージョンがヤカン(鉄製パイプ)

を炙っていると思ってください!!笑

 

その肝心のガス給湯器の点火の「スイッチ」は…

皆様のこの行為!!

「開栓(かいせん)」

 

 

皆様のお住まいで使用するお水は、その地域の水道局の

施設から圧力をかけて押し流されてきたお水。

台所や洗面所のお水は、その水圧で蛇口から出て来て

普段使用しない時は、蛇口が水を堰き止めているんです。

 

そして

給湯器にも水道管からパイプが繋げれており、皆様がお湯側の

蛇口を開放すると水が流され、給湯器内に新しいお水が押し込ま

れてくるんですね。

そのパイプの中に「小さなプロペラ」が内臓されており、水の

流れをプロペラが感知をすると、給湯器が瞬間的に「燃焼」を

開始する仕組みなんです!!

 

 

ココ…

次のお話は「お住まいの不思議」の謎解き!!

 

Q:「瞬間湯沸かし器」と言うけど、シャワーとか直ぐに

お湯が出てこないんだけど…

 

 

この時期の深夜の入浴。

シャワーを開栓してから、キンキンに冷えた水がお湯に

変わるまでの数十秒が、さらに長く感じられる季節…

 

古くなった給湯器を交換されたお客様より、

「結局、お湯が出るまでの時間は変わってない!!」

なんてお叱りを頂戴してしまうことも…泣

 

こちらの「最初にお水が出てくる」仕組みは、こんなイメージ。

 

上述した様に、

お住まいの外の給湯器は床下のパイプを通して、必要な

箇所にお湯を供給している住宅の給湯構造。

そのお水(お湯)の出湯と止水は、家の中の台所の蛇口や

お風呂のシャワーの蛇口で堰き止めている!!

 

 

分かりますか??

家の床の下に配された給湯用のパイプ(給湯管)の中や給湯器

本体の金属製のパイプの中も、シャワーを使用しない時は

いつも水道局の圧力が掛かったお水(お湯)で満たされて

皆さまの蛇口の開栓を待っている状態なんです!!

 

そこで、

皆様がお風呂や洗面台の水栓金具(蛇口)を開栓すると

家の外部の給湯器は、その名の通り瞬間的に給湯器内で

燃焼を始めお湯を沸かしているのです。

ただ、

大事なのはココ!!

瞬間的にお水を沸かす給湯器からシャワーの蛇口までの

床下のパイプの中に残された…

前回使用したお湯は時間の経過とともにキンキンに冷えて

いる状態となるのですが、このお水はお湯を沸かす給湯器

以降のお水だから温められることもなくキンキンに冷えた

状態でそのまま吐水!!

 

この家の外の給湯器からシャワーまでの間に「残っていたお水」

が、あの… なかなかお湯にならないお水の正体なんです!!

 

 

だから…

この寒い時期では「滝行か??」と思えるシャワーのお水が

出てくる時間(水量)は、給湯器の性能と言うよりも

お客様皆様のお住まいの構造(給湯器とお風呂の距離等)の

問題でもあるんですね!!

 

 

それでは

給湯器の機能についての初歩知識!!

 

Q: 給湯器の水温は、お湯を沸かす燃焼の火力で調整してるの!?

 

 

毎日のご使用には必要のない知識ですが笑

鉄製パイプを燃焼させてお湯を沸かしている給湯器。

 

火加減で水温調整しているの??

ではなく、給湯器からシャワーに送っているお湯は、沸かした

お湯と水を「交互に出湯(出水)」して適性の温度を作っている

んですね。

お湯お湯お湯

イメージ的には

高い水温設定にすると!!

お湯お湯お湯お湯お湯お湯

給湯器の出湯側のセンサーで湯温を検知して、適量の

「混ぜ具合」を判断している感じですね!!

 

 

Q: 「16号」「20号」「24号」とか…この数字って何??

 

 

給湯器のリフォームチラシなどでも〇〇号などと数字が

書かれていると思います。

小さな数字の方がお値段が安いから、こっちでいいや!!

のご判断は、ちょっとストップ!!

リフォーム会社によっては、価格の安い小さい号数の商品を

チラシなどに掲載しているところも多いです汗

 

この数字は、給湯器の「性能」を現す数字で、号数の数字が

大きい方が、より多くのお湯を同時に沸かせるパワーの違い!!

とご理解ください!!

 

厳密には

「水温プラス25℃のお湯を1分間に何リットル沸かせるか?」

 

のパワーなのですが、

例えば、ご夫婦お二人暮らしの際は、入浴中の旦那さんのシャワー

とお皿洗い中の奥様で、同時に「合計18リットル」

だから、「20号(20㍑)」でも足りるかな??

 

4人暮らしのご家庭は、入浴中のお父さんと洗顔中の娘さん

台所では自動食洗器が稼働しながらお鍋を洗浄中!?

同時に「23リットル」のお湯を使う可能性がある場合は

「24号(24㍑)」機能の給湯器!!

なんてイメージですね!!

 

コレ、性能が不足すると…

お風呂でお父さんが洗髪中に台所で奥様がお湯を出湯した

瞬間に…

「冷たい!!シャワーのお湯が急に冷たくなって出てきた!!」

の例の事件の犯人はコレ!?

 

 

実際に、特に今の時期の冬は、水道管から供給される水温も

低くなっているため、より一層「給湯器のパワー」も必要なん

ですね。

給湯器の号数は、出来る限り建築のプロや製造メーカー様に

ご相談の上、決定されることをお勧めします。

 

 

Q:「フルオートタイプ」と「オートタイプ」の2つのグレード

があるけど…

 

 

コレ…

実は多くの方々が知っていると思いながら、知らない違いが

ある大切な機能さ!!

 

まず、多くのリフォーム会社さんがお客様に説明している内容

自動足し湯と自動沸き上がり」機能があるかの相違

フルオートは、旅館の温泉の様なイメージですね。

 

フルオート(上位機種)は、お子様が遊んで減ってしまった湯量や

時間が経過して冷めてしまった湯舟のお湯を、”自動”で足し湯

と”自動”で沸かしてくれる機能があり、一般邸なオートタイプ

は、同様の機能も有していますが、皆様が

「リモコンのスイッチをポチ」で実行する違いですね。

 

遅い帰宅後に、直ぐにお風呂に浸かりたい時や、忙しい家事

でリモコンのポチを忘れがちの方に最適!!笑

 

 

ただ

多くのリフォーム会社さんは、その差額が勿体ない!?

また、フルオートの自動機能はガス代や水道代も高くなる!?

なんてご説明をされている方々も。

(機能OFFも可能ですので、ご安心ください)

 

この機能の相違は、確かに正解でもあるのですが、

実は…

もう一つ、フルオートならではの利便性(違い)もあるんです!!

 

「循環金具」

 

 

最近の多くのお風呂は、浴槽内のこんな「金物」から

お湯が出てくるお住まいが多いはず!!

実はフルオートとオートの給湯器は、ココの性能が

ガラっと違うんです!!

フルオート機能に付与された”自動”でお湯の量を感知して

足し湯してくれる機能は、この循環金具が浴槽内のお湯の

水圧力を感知して浴槽内の湯量を判断する、結構頭の良い

機能付きの金物が使用されているんです。

 

この「浴槽内の湯量を自動で検知する機能」が大切なポイント。

この機能の有無でココにも大きな違いが発生!!

 

「湯はり」

 

一般的なお風呂の湯はり量は、大体250リットルから280

リットルくらい!? この

皆様がリモコンで設定した湯量のカウント方法が違うんです!!

 

オート機能 給湯器本体が出湯する量(水量)をカウントしている

フルオート 循環金具が浴槽内の湯圧を検知して、適量を判断

している

 

コレ…

毎日の生活で、特に今の時期にこんな違いが発生するんです!!

 

オート機能の給湯器の場合は…

夕食後に湯はりを開始した旦那様。同時に奥様が台所

で食器の洗浄を開始!!

帰宅した娘さんが洗面所でお湯で洗顔。

給湯器はリモコンで設定された出湯量(250リットル)を

カウント開始!!

 

お父さんが入浴を開始するときに…

「あれ、湯舟のお湯が少ない!?」

 

お風呂の湯はり用の250リットルのお湯が、キッチン

や洗面台などで同時使用した湯量も含めて250リットル

にカウントされてしまうんです!!

特に

大量のお湯を使用するこの時期は、毎日の生活もご注意を!!

 

 

それでは

最後に!!

この寒い冬の時期は、この仕組みを知って正確な使い方を

して長く大事に使用しましょう!!

 

Q:夜中に給湯器がウィンウィンと煩いのですが故障ですか??

 

 

ブログの冒頭で、現在、給湯器不足で交換リフォームに

お時間を要しているなんてお話をしましたが、実は給湯器は

圧倒的に冬に故障が多いアイテムなんです。

 

その理由は、水道管の水もグッと冷たい今の時期は、

同じ40度のお湯を供給するにも、夏と比較すると給湯器

自体は頑張って仕事をしているんですね!!

 

後、もう一つ

これからの1月末ころから2月の初旬頃が、東京や横浜で

毎年、最低気温を記録する時期!!

この時期に、給湯器の破損の相談が激増するんです!!

 

「給湯器内のお水の凍結によるパイプや金属管の爆裂」

 

もし、とても寒い夜中の翌朝に、「お湯が出ない…」なんて

現象が発生した時は無理をして稼働させずに、自然に解凍

(外気温が上がる)されるまで、一度様子を見るみることを

お勧めします。

無理な圧力により各部品の変形や破損の可能性も…

 

そして

もう一つ、

「浴槽に残り湯を残しておいてください」

 

 

上記写真の様に、浴槽内の循環金具が隠れるくらい以上

の湯量を必ず残しておくようにしてください!!

 

最新の給湯器には、冬場の凍結事故を防ぐために

いくつかの保全機能が設置されているんです。

外気温を自動で感知して凍結の恐れのある温度となると

凍結予防ヒーター

給湯器内の電気ヒーターが自動で可動

そして、もう一つ

自動ポンプ運転機能

浴槽の残り湯を自動で給湯器と浴槽をグルグルと

循環させる機能(追い焚き機能付きの場合)

 

動いている(流れている)水は、凍結しにくいんですね。

夜中に使ってもいない給湯器が、ウィンウィン動き始めた時は

自動ポンプ運転機能が働いている時と思ってください!!

 

コレ

浴槽にお水が残っていないと、循環させる水が無いので

空回り(空可動)しているだけになってしまうんです!!汗

とっても大切なプチ知識!!

 

 

最後にオマケのプチ知識笑

 

最新の給湯器は、「シルバー色」が多い!?

 

 

全てではありませんが…

最新のガス給湯器は、一般的なホワイト色ではなく

シルバー色の製品が多いんです!!

 

コレ…

実は大手給湯器メーカーのリンナイ社やノーリツ社などの

国産の給湯器は、海外でも性能や耐久性でとても評価が

高いんです!!

年々と海外での販売比率が増えてきた国内給湯器メーカー

が、昨今、「海外の標準色であるシルバー色」に生産を

統一し始めたのがきっかけなんですね!!

 

日本国内ではホワイト色が一般的な給湯器。日本以外の

国々では、ほとんどがシルバー色だった!?(驚)

 

 

 

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