我が家は大きな地震が来ても大丈夫なの!? お客様のお住まいと大きな地震の関係を知ろう!!「初級編」

 

【お客様の住まいと大きな地震の関係を知ろう!?】

 

 

 

 

「地震です。強い揺れに備えてください」

 

 

 

ジューテックホームの地元 横浜でも「約半年ぶり」

に警報が鳴り響いた先日の夜の地震!!

 

今回の地震の震源は、福島県沖を震源とする

マグニチュード7.4の地震が発生し、福島県・宮城県

では震度6強の揺れを観測しました。

 

実際に、神奈川県でも各地で停電が発生。

特に時期が「3月」であった為、東日本大震災の

悲しい記憶が蘇った方々も多かったのでは!?

 

 

 

強く長い揺れが続いたため、ジューテックホームでも

翌朝から各工事業者様にご協力を頂きながら、現場の足場の

安全確認や工事中の建物に影響が出ていないか??

また

リフォーム中のお客様には、お住まいの中に建築資材や

工事中状況があるため、直接、お客様の安全の確認の

お電話をさせて頂いておりました!!

 

 

ご新築から数十年が経過した家にお住まいの方の

多くが、毎年、毎年

「家族のためのお水や保存食を用意しなければ…」

 

こちらは、もしまだご用意されていない方々は

今回の地震を良いきっかけに、万全な備えを実行して

ください!!

 

一緒に!!

 

「我が家は大きな地震が来たら大丈夫なのかな??」

「ちゃんとリフォームで対策しないとな」

 

なんて考えながらも、先延ばしで…

時だけが経っている

なんて方々も多いはず!!

 

 

 

今日のブログでは、

「お住まいと大きな地震」の関係のお話をポツポツと

掲載してみます!!

 

せっかくのこの機会に

「大切なお住まいと地震」のことを、ご家族で

ご検討してみてください!!

 

 

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識】


 

 

 

 

30年(20年)以内に、東京・神奈川に大きな地震が

発生する!!

 

 

国(政府)と一緒に、皆様のお住まいの「耐震化」を進めなく

てはならない建築業界では、従前より知っている事実。

 

政府(内閣府)は、今から10年以上も前に

関東エリアに多大な被害を発生させると言われている

2つの地震

死者予測を最大2万人とする「首都直下型地震」

最大23万人とする「南海トラフ地震」

今日かもしれない現在から30年(20年)以内に、

70%強の確率で発生

と(10年以上前に)、正式に発表しているんです!!

 

 

 

 

首都直下型地震は「直下型」、南海トラフ地震は「海溝型」

 

 

地震には大きく分けて2つの発生メカニズム

あるんですね。

 

簡単に説明をすると、地球表面は「6枚の大きな岩板」の

上に大陸や海が構成されているんです。

その6枚の大きな岩(プレート)はお互いに押し合ったり、

お互いのプレートの下部に入り込む活動をしており

その動きの中で起こるプレートの破損が「地震」

 

 

世界的にも「地震大国」と言われている日本は、たった

6枚のプレートのうち、4枚ものプレートがお互いに

干渉しあっている位置に配された国なんです!!

逆に

ヨーロッパ大陸は、非常に大きなユーラシアプレートと

呼ばれる1枚の岩の上にあるので、地震があまり発生し

ない…と言われているんです。

 

 

その「4枚のプレート(岩盤)」がお互いに重なり合って

いる結合地が、日本列島の「太平洋側の海の底」

東日本大震災や大きな地震で「震源地」として「✖マーク」

が付いている位置らへんから日本と並行して列島を縦断

しているイメージですね。

 

その2つの地震発生メカニズム!!

「直下型(内陸型)」とは、まさに日本列島の直下の位置の

プレートが破壊されたときに発生する地震!!

そして

「海溝型」とは、太平洋側の海底で入り組んだプレート

が、限界がきて弾かれた時に発生する地震!!

 

 

この2つの地震発生メカニズムは、地震自体の「揺れ方」

や「被害」に大きな違いが生まれるんです!!

 

近年、日本で発生した…

とても大きな被害が発生した地震の2つがその違い!!

 

阪神淡路大震災

1995年1月17日は発生した「直下型地震

日本列島の真下(内陸)のプレート破損により発生した

マグニチュード7.3の地震の激しい破損振動は、直上

の大都市である神戸の街を直撃!!

観測史上初の震度7を計測する揺れを発生し、多くの

ビルや住宅も倒壊した大災害。

東日本大震災

まだ記憶も新しい2011年3月11日に発生した

東日本大震災は、太平洋の海底のプレートがはじけた

海溝型地震

海溝型の特徴は、発生エネルギーが大きいこと。

但し、直下型の「ドン」と突き上げられる振動に対し

大きな横揺れが長い時間続くこと!!

また

海底でプレートが跳ね上がれられる現象から、

「巨大な津波」の発生危険が非常に高い地震なんです。

 

 

 

とても悲しい出来事となってしまった2つの地震の被害

映像は、阪神神戸大震災では倒壊したビルやマンションや

高速道路の橋げたなどのショッキングな被害であり

東日本大震災では、地震のエネルギーはより大きいマグニ

チュード9でしたが、建物の倒壊というよりも、大きな津波

により街が破壊されてしまった被害となっているんです。

 

 

お住まいの住宅は、2つの耐震ルール(建築基準法)によって

建てられている

 

 

こちらも発生メカニズムと同様に2つのルールに

分けられているんです。

 

世界的にも地震大国と言われている日本は、先進国

の中でもとても早い時期から、住宅の「耐震性能」に

ルールを定めていたんです!!

1923年に発生した「関東大震災」を皮切りに、

住宅の構造強度の基準を法令化!!

その後

1950年(昭和25年)に、新たに施行された

「建築基準法」で正式に「耐震基準」を定め、戸建て住宅

だけでなくマンションもビルも、一定の耐震性能を上回る

強度の住宅しか建築が許されなくなったんです!!

 

 

 

その後

1950年のルール設定から大きな時間が経過し、十勝沖

地震や宮城県沖地震などの甚大な被害を出した地震を経験

し、現行ルールより「より強い地震」でも倒壊しないレベル

まで基準を引き上げたルール改正が行われたのが

1981年(昭和56年)

 

インターネットの情報でも、耐震のお話や中古住宅の情報

を見ていると「昭和56年(1981年)」の前後等々の

話題が多いのはコレ!!

従前のルールの時代に建築された住宅が「旧耐震住宅」

改定されたルールの時代に建築されたのが「新耐震住宅」

 

 

 

統計と研究で発生することが分かっている大地震に対し

甚大な被害を縮小したい国(政府)が、まず対策として実行

するために設定したルールが!!

 

「旧耐震のルールで建築された家(昭和56年以前の建築)」

は、”現行のルール”と同様の耐震強度となるように

家をリフォームを強く推奨します!!

 

これが、「旧耐震」とか「新耐震」などと呼ばれている

単語と2つのルールで建てられている住宅の仕組み。

 

 

 

そして

ココに大切なポイントがあるんです!!

 

現代の…最新のルール(建築基準法)の耐震基準は、さらに

大きな地震への対応が求めれた内容に進化している!!

 

阪神淡路大震災の発生の1995年を境に、

2000年(平成12年)に、基礎や接合金物、耐力壁

を強化した耐震基準に改正があり、

こちらを「2000年基準」と名付けているんですね。

 

 

現在、建築業界と国(政府)では

上記を踏まえ、

まずは、昭和56年の境の「旧耐震基準」の建物

は、ほぼマスト(絶対事項)の耐震診断と性能不足時は

耐震補強リフォームの実施。

 

そして

平成12年を境にした「2000年基準」前の建物

に対しても、耐震診断の実施と最新ルールの耐震性能

へのリフォームの推奨が行われているんです!!

 

 

 

旧耐震住宅は、全体の「30%」

 2000年基準以前の住宅は、全体の「60%」

 

こちらは、以前、ブログ担当者受講した研修の数字から

(相違あればすみません…汗)

 

旧耐震基準(昭和56年以前)

 

 

但し、実際にはこの年代の建物でも、特に首都圏では

2割から3割の住宅で新耐震基準に適合させる改修工事

が実施されている統計。

築年数も41年を迎え、中には建替えも進んでいる状況

もあるんですね。

 

(写真 ジューテックホーム 構造補強リフォーム施工例)

 

 

国(政府)や自治体が抱えている首都圏直下型地震の

もう一つの大問題

「避難所が足りない」

 

 

コレも国(政府)が、皆様方のお住まいの耐震性能の

向上を推進している理由の一つ!!

 

例えばですが、日本の首都「東京」の人口は、大体

「1400万人」

それに対して、現在確保されている「避難所」の収容

人数は「たった400万人分」ほど!?

 

全世帯が避難所を利用することは無いとしても、統計

では、「60万人から100万人」分が不足すると

想定しているんです!!

 

 

 

さらに…

昨今になり、ココも「新たに生まれた避難所の問題」が!?

 

”新型コロナウイルスのパンデミック”

 

 

過去の大きな災害からも分かるように

通常でさえ、避難所におかえる被災者の方々の健康

や心の問題を維持することは難しいと言われている

ところに…

今後は

「避難所内における新型コロナウイルスの感染拡大対策」

という大きな課題が想定されているんですね。

 

 

「在宅避難」がキーワード

 

 

東京都などでは正式に!!

ご自宅に「倒壊」「焼損」「浸水」「流出」の危険性が無い

場合には、そのまま自宅で生活を送る「在宅避難」の推奨も

検討されているんです!!

また

統計では、実際に避難生活を経験された方々からも

プライベートの確保の問題や共同生活による肉体的

精神的な問題、そしてはやり、新型コロナウイルスの

パンデミックの不安より「可能なら在宅での避難」を

望む声が多いのだそうです!!

 

 

「耐震診断」とは??

 

先日の様な大きな地震が来るたびに…

「我が家は大きな地震が来ると大丈夫なのかな??」

「ちゃんとリフォームで対策しないとな」

と思いつつ、

実際にはどうすればよいのだろう!?

と思われている方々も多いと思います!!

 

そんな方々は、まずはココから!!

 

 

我々で言うところの「人間ドック」と同様に

現在、皆様方が住まわれている「家」の診断からスタート。

 

この住まいの健康診断を「耐震診断」と呼ぶんです!!

 

 

 

実際に「耐震診断」ってなに??

現在のお客様の家(建築物)で、昭和56年以前の旧耐震基準で

”設計”されている建物を、2000年に改正された「現在の

ルール」で必要とされている耐震力と比較して、どのくらい

の耐震性があるか??を判定する作業のこと!!

 

実際の作業としては、

知識のある調査員が、実際の住まいの屋外、屋内や天井裏

基礎などを目視調査させて頂き、必要な際は一部解体を

含め構造の木部に破損や劣化が無いか??

また、同時に

その建築物の図面と比較して、材の材質、筋交いの有

無、劣化状況などの調査結果を

元に、建築会社が専門の耐震ソフトを使用して

「構造計算」

を行うんですね!!

 

こちらの「耐震診断」は、簡易的な診断や条件がそろった中

での一般診断に関しては、耐震診断や耐震補強リフォームを

行っている建設会社やリフォーム会社では、無償で対応を

してくれる会社もおりますので、もしお住まいの家の耐震性

に気になりながら生活をされている方々や昭和56年以前に

建築されたお住まいをご使用の方は、お気軽にご相談を

ください!!

 

 

耐震診断で耐震補強リフォームが必要である!?と言う結果

でも、これ何を基準に「合否」が決定されているの??

 

 

ココ… お客様みなさま方にはポイントですよね。

実際に、大切なお住まいの耐震診断を行ったら、

診断結果から「耐震補強リフォーム」を勧められた!?

 

耐震補強リフォームは、住まいのリフォーム工事の中でも

比較的大きな費用や工事期間を必要とする工事なので

「それでは仕方ないか」なんて簡単には決断は出来ない

ですよね(汗)

 

むしろ

「耐震診断の合否」は、建設会社が独断で判断しているの??

 

 

ココは

耐震診断を行う建設会社やリフォーム会社に相違があります。

詳細は分かりませんが、独自のルールを社内で定めている

会社もいらっしゃるかも!?(良い意味でと思いたい…(汗))

 

但し

ジューテックホームを始め一般的な建設会社は、元が国土交通

省の所管であった「(材)日本建築防災協会」が定めている

ルールを基準にしている!!

と言ったイメージでいてください!!

(出展:日本建築協会)

 

ちなみに、こちらのルールに基づき耐震診断を行うと

その診断結果は「4つのランク」で評価が出てくるんですね!!

大きな地震が発生した際に

4.総合評価「1.5以上」 倒壊しないレベル

3.総合評価「1.0~1.5未満」 一応倒壊しないレベル

2.総合評価「0.7~1.0未満」 ▲倒壊する可能性がある

1.総合評価「0.7未満」 ✖倒壊する可能性が高い

 

こちらの診断結果をエビデンスにして、特に「1.0未満」

の評価結果が算出されてしまったお住まいに「耐震補強

工事」を推奨させて頂いているんです!!

 

 

ココの工事も大切です!!

 

今日のブログでは、一般的な「耐震補強工事」である

構造躯体(壁や床や小屋、基礎)への補強工事のご説明は

割愛させて頂きます。

(後日、ブログアップしてみます!!)

 

 

 

ジューテックホームでは、ご新築から長い時間が経年されて

いる家(建築物)にお住まいのお客様に、こんなリフォームも

ご提案させて頂いているんです!!

 

「板金屋根材への吹き替えリフォーム」

 

After

Before

(写真 ジューテックホーム 外装リフォーム施工例)

 

こちらは、ジューテックホームの注文住宅のオーナー様

よりご依頼を頂きました「外装リフォーム」の施工例

 

東日本大震災や熊本地震の発生から、特に住まいの

「地震被害対策」にもご興味の強いご家族!!

 

今回、ご依頼を頂きました「外装のリペア」のリフォーム

方法も、大きな地震が発生した時の対策を考慮して

使用する商品の選定を行わせて頂きました!!

 

経年で劣化した屋根材の吹き替えで使用した商品は

「美しく」「高耐久」で「超軽量」が特徴の

ガルバニウム板金製の「板金製屋根材」

 

従前より日本建築で多用されていた「瓦」だけでなく

現代の建築で一般的に採用されておりますセメント製

スレート瓦の約1/4程度の重さしかない

「金属製の瓦」を葺き替えで採用!!

 

実際に新築工事でも「建築物の耐震性を測る構造計算」に

おいても、屋根材の重さ係数が項目設定されているん

ですね!!

住まい自体の自重を軽くすること!!

コレ、覚えておいてくださいね!!

 

また

ココの耐震性は大丈夫ですか!?

 

「ブロック塀」

 

 

もし…

地震で倒壊してしまった”お客様の住まいのブロック塀”

大きな怪我人や死者を出してしまったら…(汗)

尚且つ

街中で散見される古いブロック塀の多くが

建築基準法を守られていない「違法建築物」であるケース

が多いんですね!!

 

って聞くと…

怖さとともに、ブロック塀にも「建築基準法」のルール

がることを知らなかった!?

なんてお客様も数多くいらっしゃると思います!!

 

 

残念ながら

国内の建築も、以前までは…(建築基準法はあったんです)

住宅建築は厳守しても、塀までは「仕方ないか…」では

ありませんが、法律を遵守してこなかった建設会社が

数多くいたんです!!

また

国(自治体)の完了検査も同様で、ブロック塀までは厳しい

検査が必ずなされていなかった!?なんて事実も…

(現代では当然ながら厳しい検査の元建築さえております)

 

本来必要な「鉄筋」が必要量組めていない場合や…

違法例

 

6段以上(1.2メートル超え)にかかわらず適切な控え壁が

設置されていないブロック塀

違法例

 

過去にも発生しているのですが地震により倒壊した

ブロック塀で人や物に被害が出てしまったら、その「責任」

は当然所有者であるお客様なんです。

また

そのブロック塀がお客様の知らないところで「違法建築

物」で造られてしまっていても、悪質と判断されると

刑事告訴となった例もあるんです!!

 

お住まいと同時に、今使われているブロック塀も!!

大切な地震対策を忘れずに!!

 

 

どうぞ!!

お住まいの耐震にご不安のお客様は

高性能注文住宅のハウスメーカーでもあるジューテック

ホームの構造躯体建築の知識と経験に裏付けされた

耐震補強リフォームのウェルリフォームまで

お気軽にご相談ください!!

 

 

 

”美しく… より快適、安心のすまいへー。 ウェルリフォーム”

住宅資材総合商社JUTECグループがお届けする、高品質、安心リフォームの

ご相談・お見積りは、お電話(0120-206-244 ツーバイシックスにしよう〜)

または、こちらの お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!!

BY 建材商社マン

 

にほんブログ村 住まいブログ リフォーム(業者)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村

 

クリックもお願い致します。