【お部屋の使い方次第では「引き戸」も便利!?】
前回のブログでもご紹介をした
「室内ドア」
(写真 ジューテックホーム施工例)
従来日本では「室内ドア」は「扉(とびら)」
の名称の方が一般的でしたね!!
その「扉」の中にも、「開き戸」や「引き戸」
「クローゼット扉」「襖」、近年の建築では
「可動間仕切り」など様々な種類が!!
例えば、
こちらはウェルリフォームのクローゼット作成の
リフォーム施工例。
(写真 ジューテックホーム施工例)
こちらのマンションリフォーム施工例は、
ウェルリフォームでも人気の可動間仕切り
のリフォーム施工例
(写真 ジューテックホーム施工例)
近年の建築資材の扉は、様々な形状や機能性が
加わった種類が増えているんですね!!
そんな豊富な室内扉の中から、お客様の毎日
の生活にあった一品を厳選して、スペースの
有効利用や毎日の生活のサポートとなる様な
リフォームを心がけてみましょう!!
【すまいのプチ知識 その壱】
(写真 ジューテックホーム施工例)
最新の建築で使用される室内ドア(扉)は、
扉としての種類だけでなく、様々な色柄が
豊富に用意されて、ご新築だけでなく
リフォームでも、そのお住まいやお客様が
使用する家具に合わせたデザインを
選ぶ時間も楽しみの一つですよね!!
まず
その「扉」には、構造による分類があるのをご
存じですか??
建築業界や建築会社、そして製造メーカーは
「4つの構造」に分類して、呼称を使い分け
ているんです!!
1 無垢ドア(無垢の建具)
(写真 ジューテックホーム施工例)
ジューテックホームの注文住宅を始め多くの
輸入住宅や高級住宅で使用されるケースが
多いですね。
無垢のフローリングと同様に、天然木の
挽き板(無垢板)を使用してつくられた建具。
実際に、全てが木(挽き板)だからこその
重量により毎日の開閉でも高級感や重厚感
を感じるのが特徴。
また、最終的なデザインを決めるカラーリング
は、塗装を施しているんですね。
もう一つの天然木ならではの特徴として、
無垢の木は大量の空気をドアの中に含んで
いるんですね。
ゆえ、その空気による断熱作用や防音効果も
一般的なドアと比較すると大きな特徴なんです。
2 フラッシュドア(戸)
聞きなれない単語…かもしれませんが
実はこの構造の室内ドアが、現代の建築の
スタンダード。
主なドアの構造は、細い木(棒状)を組み合わせて
ドアの骨組みを造り、強度を向上させるために
ドアの両面に、合板(ベニア板)などを接着して
その最表層面に化粧シートを施したドア。
大きな特徴は、やっぱりコストパフォーマンス
そして
ドアの中身の大半が空洞の為、軽量で稼働
しやすいことや、無垢のドアの様に経年で
反ってしまったり、ねじれてしまう経年劣化の
現象が起こりずらいんですね。
(写真 ウェルリフォーム撮影)
また、無垢ドアとちがい最表層のデザインを決める
のは、現代のプリント技術を駆使した、豊富な
デザインシートなので、色柄が豊富なのも特徴の
一つですね!!
3 框組(かまちぐみ)
(写真 ジューテックホーム施工例)
こちらはドア構造の作り方の分類。
現代の建築資材のドアの框組には、無垢ドアと
フラッシュ構造の2種類があるのですが
縦框と横框(桟)の部材を組み立てて製作した
ドアのこと!!
ドアの表面がフラット(平)ではなくて凹凸が
施されているデザイン。
(写真 ジューテックホーム施工例)
その凹凸を形状するドア上下の横桟(さん)と
ドア左右の縦桟、そしてドア中心の窪んだ
部位のフラットな板となる鏡板の
3つの部材を組み上げて製造された
デザインを「框組」と呼ぶんですね。
最近のインテリアでは、ジワジワとトレンドが
復活してきている注目のデザイン!!
4ガラス戸
(写真 ジューテックホーム施工例)
近年、人気のドア自体が全てガラス(本当は透明の
樹脂板)だけでなく、本来は木製の框組ドアの鏡板
の部分に、板ガラスをはめ込んだドアをガラス戸
と呼ぶんですね!!
メリットはデザイン性の良さと、「採光」がとれ
ること。お部屋自体はほんのりと明るくなる特徴
や家族の気配が分かるのもメリットですね
従来はリビングルームへの出入り口の扉では
人気のデザイン。
(写真 ジューテックホーム施工例)
【すまいのプチ知識 その弐】
それでは!!
近年の豊富なデザインや機能性が用意されて
いる「室内扉」の中から
「どうやって選べばいいの!?」
の疑問に…
お応えできるかどうかはわかりませんが笑
建具の選び方!!
のヒントの中から、こちらをご紹介!
『そのお部屋の使い次第では、意外に「引き戸」が
便利なんです!!』
(写真 ジューテックホーム施工例)
元来、和室の生活を送ってきた日本人には
慣れている「引き戸」の開口。
逆に
日本を訪れる外国人の方々には
「日本のイエの不思議」
のトップランクに入る、鍵もかからない
プライバシーも何もない引き戸!?笑
でも!?
昨今の住宅建築では「引き戸」が、
見直され、採用も増えているんですね!!
日本人には馴染みの「引き戸」の大きな特徴を
幾つか再確認してみましょう!!
1 省スペース
(写真 ジューテックホーム施工例)
前回のブログのアウトセット引き戸をご提案
したリフォーム施工例の通り、引き戸は開き戸
の様に扉が弧を描いて開閉する為のスペースが
必要ないんです!!
だから、扉同士の干渉もなく、扉の近くに家具
を配置することも可能!!
限られたお部屋のスペースに、デッドスペース
を出来る限り減らすことが出来るんです!!
2 開閉が簡単
ジューテックホームの注文住宅の
海外から来られた外国人のお客様には…
最初は、プライバシーが無い!!
なんて言われながらも
毎日のご使用で慣れてくると、手を添えて左右
にサーッと引くだけの引き戸は、
「チョー ベンリ(便利)」
なんて感想も頂いているんです 笑
実際に、
握力が低下しているご高齢のお客様の
安全や使い勝手にもおすすめなんですね!!
3 開放感が抜群!!
(写真 ジューテックホーム施工例)
実は、
ココが近年の引き戸の人気の一つ!!
引き戸は、開閉稼働の仕組みから全開にする
ことも、また開けたままで固定しておくことも
可能なんですね!!
また開き戸の様に、扉が途中までしか稼働せず
邪魔な状態で扉が残ることもないので
むしろ
お住まい造りやリフォームで、常の生活では
2部屋を開けたままの広い部屋として活用を
検討している場合に、とっても都合が良いん
ですね!!
(写真 ジューテックホーム施工例)
4 開閉具合を簡単に調整できる
毎日、引き戸を当たり前に使用している方は
逆に気が付かない引き戸のメリット!?
扉の開き具合を、途中で止めたり、そこで固定
したり、簡単に調整できる!!
コレ、開き戸だと結構難しいんですね…汗
ストッパーで止める必要があったり、強風で
バンッなんて閉まってしまう危険もあったり!!
プライバシーの問題はあるものの汗
子供部屋の様子をちょっとうかがってみたり
一番の利点は、お住まい全体の換気を行い
たいときに、お好きな開口位置で扉を固定
することが出来るんですね!!
お客様それぞれに違う
お住まいの使い方や、ライフスタイル!!
せっかくある現代の豊富な室内ドア形状も
その特徴やメリットデメリットも知って
お客様とそのお部屋にあった室内ドアを
選ぶことがリフォームの成功の秘訣!!
では
一応、「引き戸」ならではのデメリット!?
1 プライバシーの管理
近年の引き戸は、「鍵の設置」を選ぶことも可能
とはなったものの…
昭和の日本人の「お母さん」のスゴ技!?
ノックと同時に扉を開ける!? 爆
「あっ…」
2 気密性が悪い
本来、引き戸の採用の検討で最も事前に確認を
しておかないといけないデメリットはココ!!
当然、可動する為に上下の枠材と扉には、隙間
が存在するんですね!!
その気密性の低さがもたらすデメリットは
これからの本格的な冬の室温管理
また
漏れてしまうのは暖かい空気だけでなく、
音や光漏れは、開き戸と比較すると若干大き目!!
夜間の扉まわりからの光漏れやトイレでの使用
は臭い漏れも事前の検討が必要事項ですね!!
【すまいのプチ知識 その参】
このブログを我慢してお読み頂いている
読者様に…
建築と建材のプロならではの
お得な!? 知っておいた方が良い!?
貴重な情報をプレゼント!?
厳密には「引き戸」ではありませんが汗
同様のメリットで人気のこちらの扉!
「折れ戸のココの選択は、意外に大事なところ」
(写真 ジューテックホーム施工例)
近年の建築で人気のクローゼット収納などで
使用されている「折れ戸」
上添付の施工例の折れ戸は、建築用語は正式に
「4枚折れ戸」と言うんですね!!
折れ曲がるヒンジ金物で結合された2枚の小さな
扉が左右に1セットづつ配置されていて
小さな扉を折りながら左右に開く構造。
呼称としては小さな扉の数で4枚とか
6枚折れ戸などと呼ぶんです。
収納ならではの大きな開口で採用されることが
多く、荷物の出し入れで便利な全開に近い開閉
が可能なのが大きな特徴。
扉の可動も一般的な引き戸と同様に
省スペースの為、間口の広い開口にはとっても
便利な扉。
(写真 ジューテックホーム施工例)
ココからが
せっかくのリフォームを成功に導く…
あまりリフォーム会社や建築会社が事前に説明を
してくれない大切なポイント!!
「折れ戸には、固定タイプとフリータイプがある」
「固定タイプ」と「フリータイプ」の違い!?
コレ
お客様だけでなく建築会社のスタッフもあまり
理解していない方々も多いんです。
「固定タイプ」は、その名の通り
一番左右の端にある小扉が「家の壁に固定」されて
いるタイプと言う事!!
敢えて先にデメリットをご説明すると…!?
折れ戸を全開にした状態でも収納の左右に、2枚の
折りたたまれた小扉がかさばって残るんです!!
すると…
収納の左右の目一杯端の収納物を取り出す時
などに、かさばった小扉が邪魔…泣
また
昨今のお住まい方のトレンドでお気をつけ
頂きたいのは、
クローゼット収納内に「引き出しタイプ」の
収納ケースを設置する時!!
収納内にめいっぱいサイズで製作してしまうと
「あれ!? 残った扉に干渉して引き出しが
開かない!?」なんて惨劇も…
その点
もう一つのタイプの「フリータイプ」
固定タイプとの違いにお気づきですか??
フリーのお名前通り、連結された2枚の小扉の
セットが、「家の壁から離れ」、自由に左右に
スライド出来る仕組みなんです!!
利点は…
上述した固定タイプの使い勝手のデメリット
の解消!!
収納内部の端から端まで、収納物をストレス
なく取り出せたり収納することが可能!!
また
人気のクローゼット内の収納ケースやユニット
の引き出しを開閉する時も、小扉を反対側に
スライドさせれば目一杯のサイズで使用する
ことが可能なんですね!!
フリータイプの折れ戸は、折れ戸の全開口の
メリットに「引き戸」のメリットを加えた!
夢の一品!?
そこで多くの方々や建築会社の方は
「それなら、最初から全部フリータイプで良くない!?」
確かに…そうではあるのですけど
やっぱり、
せっかくのリフォーム!!
ちゃんと仕組みや特徴を知って、お客様の使い
方にあった方を選んで欲しい!!
(写真 ジューテックホーム打ち合わせ風景)
折れ戸の特徴をちゃんと理解してみると
決して、全部フリータイプで良いんじゃない!?
と、言う訳ではないんです…
固定タイプの優位性!!
1 開閉の動きがスムーズ
折れ戸収納扉を現在もご使用頂いているお客様は
分かると思いますが、小扉2枚のヒンジを折り
ながら左右にスライドをさせる開閉の折れ戸は
はやり
複雑な機構上、引き違い扉などと比較すると
扉の開閉はスムーズさに欠けるんです
実際には製造メーカーも左右の1セットづつを
両手を添えて、ゆっくりとスライドすることを
推奨している扉!!
その毎日使用する扉の可動が、固定タイプの方が
まだ!? 汗 スムーズに使用できるんですね!!
2 フリータイプは、床に「レール」が必要
フリータイプの折れ戸には、ヒンジで連結した
小扉が上下しか固定されない為、より不安定な
開閉となるんですね。
その稼働をサポートする為に、小扉が左右に
スライドする位置に
必ず「下レール」が必要となるんですね!!
この下レール…
実際にご使用されている方は分かると思いますが
床面なので、レールの溝の中に「ホコリ」が直ぐに
溜まってしまうデメリットが…
また、ちょっとそのお掃除も一苦労なんですね
そして
こちらが、特に奥様から伺うことの多い経験談!!
クローゼット内に収納する「キャスター付きの収納
ケースやチェスト」
クローゼットからキャスターでコロコロと
出し入れでしたいのに
床から突起したレールが邪魔で、戸車がひっか
かってしまったり、結局は…
一度持ち上げないと出し入れが出来なかったり 泣
「固定タイプ」の「上吊り仕様」は、
レール無が選べる
ポイントがあることを知った上で
ご選択を頂けると良いですね!!
また
昨今の美しい注文住宅建築では、ココも注目!
お客様や設計担当者が、
床面にフローリングと「異素材」のレールがある
ことに「違和感!!(美しくない)」
なんて
空間デザイン設計を優先して、上吊り式の
固定タイプが選択をされるケースも、少なく
ないんです!
お客様それぞれで、優先順位が違うんですね!
(写真 JUTECHOME x FILE コラボレーションリフォー
クローゼット折れ戸の「固定タイプ」と「フリータイプ」
お客様それぞれに違う使用方法や生活スタイルで
お客様の優先順位も大きく変わってくるんです!!
そして
毎日の生活の中での、ほんのこんな一瞬が
お住まいのリフォームの満足度をガラっと変える
要素でもあるんですね!!
”せっかくのリフォーム”
失敗しないために、知識と経験のあるリフォーム
会社でのリフォームを、やっぱりお勧めしております!!
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BY 建材商社マン