すまいのプチ知識 ”床材の基礎知識”編 と 創業140年の職人気質のフローリング専門メーカーご紹介!!
【本物志向の床材専門メーカー ” ikuta ” 】
前回のBlogに続き!!
連続して[床材(FLOORING)]のご紹介!!
今回も!?
建築資材総合商社ジューテックグループならでは!?
の商品知識がお届けする??
一般のお客様への”知名度は… ナイ” (笑)
でも!!
建築資材総合商社が自信を持ってご提案する
”床のスペシャリストメーカー”
のご紹介!!
創業140年の[フローリング専門メーカー ”イクタ”]
お客様皆さまには、あまり馴染のナイ(汗) 建築資材メーカー “株式会社イクタ”
そんな㈱イクタ社の歴史の始まりは、江戸時代後期の初代 生田藤造氏による[戸屋 藤造]
その後、明治初旬に4代目 生田初次郎氏により正式に[建具屋]へ…
そして、[生田木工所]として、木工機械による総合建築資材メーカーを立ち上げたのは
1914年(大正4年)の5代目 生田清吉氏!!
創業の地は、現在の愛知県!!
当時、尾張地方(愛知県)で盛んであった養蚕業向けの障子枠の製造で
商いが広がっていった様です!!
太平洋戦争終戦の翌年1946年(昭和21年)から焦土とかした名古屋で再出発。
その後に大きな転機としては、1962年(昭和37年)に着手した
[複合フローリング]の製造。
高度経済成長期の住宅着工ブームだけでなく大きな景気変動の中
”ikuta (イクタ)”は、総合建材メーカーから、
”本物志向の床専門メーカー”へ移行していったのですね!!
◆ ikuta (イクタ) フローリング 写真集!!
とにかく、[美しい…]
そして、インテリアとして[存在感]のある床材!!
実は、実際に施工する大工さん達からも
「コレ、いいフリーリングだよね〜」
なんて声を多く聞く床材なんです!!
そこで…
この様な、「フローリング専門メーカー イクタ社」の商品の
大きな特徴があるんです!?
その”キーワード”とは…
《複合フローリング》
ん???
ちょっと難しい単語でしょうかね??(笑)
以前から何度かこのBlogでもご紹介してきた複合フローリングと
言う単語と現在一般的に使用されている床材の種類を、
簡単におさらいしてみます!!
【すまいのプチ知識 その①】
Q: 木質系のフローリングは、大きく分けて2つの種類がある!?
A: お客様のおすまいに使用されているフローリング。
[木のフローリング]が使用されていても、2つの種類があるんです!!
1) 無垢フローリング
自然の木から床材の形状をそのまま加工して造られたフローリング。
構成する層が一つのため、対比する複合フローリングに対して
[単層フローリング]などとも言われております!!
見た目の高級感は、圧巻の無垢材。
デザインとしても、すべてが自然木(無垢)で構成されていることより
より深い継ぎ目が可能であり、また木理も自然木がそのまま表される
事より、よりお客様のご満足度は高い商品となっております!!
また、自然木特有の”調湿機能”と”熱伝導の低さ(断熱性)”より
この寒い時期の「冷やっ」とした冷たさや、初夏の結露時期の
ベタベタ感が比較的少ない特徴があります。
施工やお客様のご使用上の相違としては、
せっかくの無垢フローリングの特徴を活かすために
含浸系塗料(オイルetc)で仕上げられる事が多いですね!!
ゆえに、より自然な木の雰囲気や足感を感じる事ができ
自然系オイル塗料を使用すると化学物質の発散を極力抑える事も可能です!!
その反面、
継続的にメンテナンスが必要となることがあげられる事と
昨今は平均化しております「床暖房」に対応できない事が多いことが
あげられます。
2) 複合フローリング
上の無垢のフローリングのお写真と見比べて頂くとわかりやすい??
無垢(単層)のフローリングが一つの木がら造られている事に対し
複合フローリングは、「台板」と呼ばれる合板などで造れた基材の上に
表面に「仕上げ材」として、木を薄く剥いだ突板(つきいた)または
単板(たんぱん)と呼ばれる薄皮を貼り合わせた床材の事ですね!!
(画像提供:https://allabout.co.jp/)
呼んで字のごとく?? 複層の層(部材)によって製造される事より「複合」と
呼ばれております。
元来は無垢(単層)のフローリングが使用されていた中
住宅着工の急増に対し、安定した[供給][価格][性能]を求める事に
対応する為に開発及び使用され始めた商品ですね!!
(画像提供: https://allabout.co.jp/)
商品としての特徴は、無垢のフローリングで起こりやすい
お客様お引渡し後の[材の反りや伸縮]などが起こりずらいことや
お客様ご使用上のメンテナンスや清掃性に優れているメリット
があります。
また、基材に合板が使用される事から「床暖房」に対応した
商品も多く造られております。
当然ですが、無垢のフローリングに比べると大量生産にも
向いている為、価格も抑えられた傾向にあります。
【すまいのプチ知識 その②】
Q: 「新建材(しんけんざい)」って??
A: お客様のおすまいの建築に使用される資材を
建築資材と言うのですね。
ドアや床、窓枠、や階段、そして石膏ボードと呼ばれる下地材や合板
などを全て総称します。
1980年頃からの住宅着工ブームの時期に、それまで使用されていた
建築資材(建材)に変わる、新素材や新製造方法で従来の建材のデザイン
や性能を上まわる商品が造られる様になりました。
コレが… いわゆる[新建材]と呼ばれる商品達!!(って、もう40年前ですけど)
例えば…
ちょっと解りずらいかもしれませんが、上記のお写真は…
2本の縦のガラスが入ったリビングドアの中身の写真!!
(旧)建材では1枚の薄い板で造られていた室内ドアですが
新建材では強度が強い人工木(集成)で造られた骨組みに
扉の面材が貼られる構造となっておりますね!!
実はコチラの製造方法の方が、経年による木材の反りや伸縮も
起こりずらく、また軽量に造れるので使用勝手も良いのですね!!
そして、先ほど説明をした[複合フローリング]も
[新建材]を代表する1品となっております!!
【すまいのプチ知識 その③】
Q: 新建材を代表する「複合フローリング」には、
現在の建築資材では、さらに4つの種類がある??
A: 合板などに突板を貼って製造する複合フローリングにも違い??
があるんです!!
その4つの大きな違いは、基材である合板に貼る[面材]と[製造方法]
その4つの違いを簡単に!!
1) カラーフロアー
新建材を代表する…また、現代の建築資材の[主流]フローリング。
現在のフローリングって…
本当に種類が多いですよね〜(汗)
その多様さを可能にした製造方法とは…??
現在、一般的に使用されているカラーフロアーと呼ばれる商品!!
実は、合板に貼られている突板(単板)の樹種は2種類ほどなんです!!(驚)
一例で、
上記にあるフローリングは、すべて[オーク(ナラ)]の突板(単板)
そこに、茶色や黄色、濃茶などの塗装(カラーリング)をする事により
ウォルナット調やチェリー調、メープル調
などの種類のフローリングを製造しているんです!!
2) 銘木(突板)フローリング
コチラも木理の綺麗なたくさんの樹種のフローリング。
昨今、建築現場で見かける事も増えてきました
[銘木(突板)フローリング]と呼ばれている新建材ですね!!
上でご説明しました合板に突板を貼り合わせる製造方法は同じ!!
では… その違いは??
使用する突板(単板)が、その本来の樹種なんですね!!
ブラックチェリーの場合は、ブラックチェリーの突板(単板)
ハードメープルの場合は、ハードメープルの突板(単板)
カラーフロアーでは、人工的な着色により「〇〇風」のデザインを製造して
おりましたが、[銘木系フローリング]は[実際の樹種の薄皮]を圧着して
表面にクリア(透明)の塗装を施したフローリングなんです!!
3) 挽き板フローリング
またヤヤコシイ…(笑)
上の銘木(突板)フローリング同様に、合板などの基材に仕上げ材を貼り合わせた
フローリングです。
では??
銘木(突板)フローリングと何が違うの??
と思われますよね!!
一般的に[突板や単板]と呼ばれている面材の厚さは、[0.2mm〜0.4mm]ほど
なのですが、
今回使用されている[挽き板]と呼ばれる面材の厚みは、[2mm〜5mm]など
あるんです!!
2mmの厚みを持たせる事で継ぎ目の溝も深く設定でき、無垢材に劣らない
高級感や質感が出てくるんですね!!
そして、台板が合板であることから、床暖房も可能であったり無垢材の
デメリットである経年の反りや伸縮も比較的少ない為
個人的にはお薦めの1品ですね!!
実はこの製法は、北欧をはじめ西洋では一般的なフローリング製造方法!!
突板(単板)でなく、挽き板と呼ばれる厚みのある面材で仕上げているので
含浸系のオイル塗料でピカピカしないマットな仕上を行う事も可能であり、
また経年のメンテナンスで挽き板の表面を削り取ると言う
西洋の風習にも対応できるんですね!!
4) シートフローリング
実は…
これからの建築業界の中で主流となっていくかもしれない…
複合フローリングがコチラの[シートフローリング]
現代の建築では、都心湾岸エリアの新築分譲タワーマンションや
おしゃれなリノベーションをされたすまい、また一般戸建建築でも
注文住宅会社様を中心にして、使用される建築現場が急増しております!!
この[シートフローリング]の特徴とは…
上記、ご説明してきました台板と呼ばれる合板の基材に表面仕上げ材を
貼り合わせる製造方法は同じなのですが…
実は、貼り合わせる面材が…
[プリント(印刷)]なんです!!(驚)
(画像提供:Panasonic社 アーキスペックHP)
もしご存知なかった方々にしてみれば、「えっ〜 木じゃないの??」
なんて思われるかもしれませんが、その完成度たるや
[本物の木を超えた、本物の木理]
が表現されているんですね!!
建築資材のプロである我々も、一見では「見分けが付きません!!」
現代の最新鋭のプリンター技術と敢えて、われわれ人間が「木の床材」とは??
と頭の中で描いているイメージを、そのままデザインにも踏襲しているから
こその仕上がりなんだそうです!!
ちなみに製造方法は、一般的には「薄いオレフィンシート(樹脂)」に
木目のプリントを施工し、その面材を合板に張り付けているイメージですね!!
オレフィンシートゆえ、フローリングのデメリットである経年の色の劣化等
も少なく、長く清潔に、また綺麗さを保てるフローリング材となっております!!
余談ですが…
仕上げの面材は、プリントであるので
本来は[杢目]だけでなく、様々な色柄でご提供する事も可能なんです!!
ちなみにコチラは石目調のデザイン
もしかすると近い将来!!
家のフローリングの柄が、ご家族の写真!!
なんて時代も来るかもしれないですね〜(笑)
アレ??
恐い奥さまが、子供たちに「お父さんの顔を”踏み絵…”」なんて…(笑)
フローリングの種類の基礎編をご紹介してみましたが
ブログ冒頭でご紹介しました[ikuta (イクタ)]社は
そんな[複合フローリング]の代表メーカーの1社なんです!!
敢えて!!
無垢フローリングではなく、おすまいになられるお客様の
使用勝手やメンテナンスを考慮し…
尚且つ、[本物志向]を極めるフローリング専門メーカーなんですね!!
どうぞ!!
せっかくのリフォーム!!
今回は、トコトン[床]にコダワってリフォームをしてみませんか??
どうぞ、建築資材総合商社ジューテックグループが
商社ならではの商品知識でお客様のご期待にお応えします!!
”美しく… より快適、安心のすまいへー。” ウェルリフォーム
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