北欧デザイナーを覚えよう!!<中級編> ”北欧モダン家具”の魅力!! 長く厳しい冬…家の中を楽しく快適な空間にする意識から生まれた伝統!!
【今度はココを覚えよう~ ”北欧モダン家具”基礎の基礎編(デザイナー中級編)】
(photo : http://fika10.com/Denmark/)
コチラのお借りした写真(汗)は、”北欧”デンマークの巨匠 アルネ・ヤコブセンを代表する作品!!
ラディソンSASロイヤルホテル(Radisson Blu Royal Hotel)」
当時のデザイナーの仕事は現代の様に[専門]に分かれておらず、この1960年に
コペンハーゲン駅横に建築されたホテルも、建築から家具、照明、カーペット
使用される食器そしてドアノブ1個まで、ヤコブセンによりデザインされた作品!!
実は…
われわれ日本人の中で、アルネ・ヤコブセンと言えば!?の代名詞であるコレ
(photo : ジューテックホーム まちかどモデルハウス”都筑の家”)
この独特のディティールの「スワンチェア」「エッグチェア」は、このホテル建築のために
デザインされた椅子なんですね!!
その様な「アルネ・ヤコブセン」から「ハンスJウェグナー」など、超メジャー級(笑)
の北欧デンマークのデザイナーをご紹介したちょっと前のブログが、思いのほか(爆)
ご好評を頂きましたので、調子にのって(焦)
”第二弾”
ちょっとだけマニアに入る<中級編>の北欧デザイナー紹介!!
【すまいのプチ知識】
アルヴァ・アアルト (Alvar Aalto)
1898-1976
フィンランドを代表する建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルト。
ヤコブセンのご紹介でもお話ししましたが、当時のデザイナーは専門分野ではなく
建築から住まいで使用する照明や家具、食器など多岐に渡っていたんです!!
その中で、アアルトの得意分野は「建築」や「都市計画」でもあったんですね!!
コチラはアアルトの最高傑作と言われているマイレア邸(Villa Mairea)。
1937年(昭和12年)の建築された北欧モダン建築のスタートを告げるデザイン!!
現代でも通用するこのデザインが、約80年前のモノ…
スゴイですよね!?
その他にも
この手の建築物をウェルリフォームのブログ担当に書かせる(話させると)相当長く
なるので(爆)今回は、コレで我慢…
で、
そのアルヴァ・アールトの「北欧モダン家具」のお話し!!
代表作
「アームソファ」
美しく3次元に加工されたアーム手摺や座面が特徴のデザイン!!
実はコレらは当時より建築工事で使用され始めた「成型合板(ベニア板)」を
家具に使用した斬新な手法であったんです!!
現代でもここまで小さい径のR加工を成型合板で作製するのは難しい!?
ゆえに当時、木でこのデザインを追求したこと自体もスゴイ!!
北欧モダンデザインでも「材料革命」なんて言われているんです!!
これ約50年前にデザインされた全て木で造られた椅子ですかがらね
美しい…
エリーク・グンナール・アスプルンド (Erik Gunnar Asplund)
1885-1940
20世紀の北欧建築に多大な影響を与え北欧建築の礎を気付いた巨匠。
アルヴァ・アールトやアーネ・ヤコブセンに大きな影響を与えた建築家。
建築家としての代表作である「森の墓地」
この多くの建築家たちもさえ魅了してきたこの作品。北欧の自然との融合、空間の親和性を
重視したこのデザインは、ユネスコの世界遺産にも登録されているんです。
代表作
「ヨーテボリ(Goteborg)」
アスプルンドが設計デザインをした「イェーテボリ裁判所の増築」に合わせ
その建築物で使用するためにデザインされた椅子がコチラ
(photo: Cassina HPより)
1937年のデザインですからね!!
背もたれだけでなく、緩やかに弧を描く脚が…ステキすぎ!!
実はこの椅子は現在、あのカッシーナからリバイバルされ現代技術で
販売されているんですね!!
カール・マルムステン (Carl Malmsten)
1888-1972
スウェーデン家具の父と呼ばれ近代家具デザインの礎を築いた巨匠。
北欧伝統の素材や構造から生れるシンプルな機能美を表現した
最初の”デザイン黄金期”の中心人物!!
代表作
「リッラ・オーランドチェア」
椅子の名前のオーランドは島の名前。彼がオーランド島の教会を訪れた際に
教会の椅子からインスピレーションを受けデザインされた椅子。
80年経った今でもスウェーデン国内の多くのリビングやレストランなどで
愛用されている1品!!
エーロ・サーリネン (Eero Saarinen)
1901-1961
フィンランドの著名な建築家 エリエル・サーリネンの息子。
13歳で移り住んだアメリカでそのまま活躍をしたミッドセンチュリー
の巨匠のひとり。
シンプルで印象的なアーチ状構造が彼のデザインの特徴!!
代表作
「オーガニックチェア ウーム (wonb)」
まず注目を浴びた椅子がコチラのウーム(wonb)
ちなみにウームとは「子宮」という意味。まるで女性の子宮の中にいるような
安らぎが得られることから命名されたんですね!!
そして、
その後サーリネンが拘った<プラスチックの椅子>
チューリップ・チェア
コチラのチューリップチェアに代表される曲線を用いた近未来的なデザイナは
20世紀中頃のアメリカを代表するデザイン家具となったんですね!!
そして、ここからご紹介する二人は…
みなさまも必ず一度は見た事やご使用されてこともあるかも!?(えっ??)
エーロ・アールニオ (Euro Aarnio)
1932-
「デザインは絶え間ない成長である」
それまでの概念から離脱することで新たな独自の世界を築き上げたデザイン界を
代表する巨匠。
アールニオを語るには、もうコレらを見てもらった方が早いかも??
代表作
「ボール・チェア」
そして、
そのボールチェアに光を採り入れることでリバイバルした「バブルチェア」
「パスティルチェア」
「マッシュルーム」
「ティピ」
「ポニー」
アールニオの椅子は座り方なども指定してないのだそうです!!
特に子どもたちに向けては、乗っかるもよし、寄りかかるのもよし、
赴くままに想像力を最大に活かして欲しい…なんて気持ちも込められて
いるのだそうです!!
そして最後にご紹介がコチラ!!
このブログをお読みの方々でまだ小さなお子様がいらっしゃるご家族へ!!
ピーター・オプスヴィック(Peter Opsvik)
1939-
ノルウェーを代表するプロダクトデザイナー。
主に「STOKKE」「HAG」社の製品デザインを手掛けているんです!!
人間工学的アプローチからデザインされるフォルムは、美しさだけでなく
実生活の問題を解決するデザイン!!
もうコレ…
多くの方々もご使用された事があるかも!?
代表作
「ストッケ トリップ トラップ チェア」
ストッケ社の代表作ともなった子供向けチェアですね!!
なんとこの製品は1972年発売のロングセラー。
人間工学に基づいてデザインされ、子どもの成長に合わせて調節できるチェア
として誕生。
40年を経った今でも日本を含め全世界で1,000万台を超える販売
台数なのだとか!?(驚)
実は…
ジューテックホームのまちかどモデルハウス”都筑の家”
コチラの[Yチェア]が美しい1階の打ち合わせ用のテーブルの奥に!?
ちょこんと佇むお子様用の水色の椅子…
コチラは2階のブラックチェリーを基本としたお部屋ですね!!
コチラにも「Yチェア」を打ち合わせ用にご用意!!
おやっ?? こっちにもブラックチェリーのテーブルの奥に
オレンジ色のお子様用の椅子が…
日本国内では、もうこの椅子(トリップ・トラップ・チェア)自体を「ストッケ」と
呼ばれるくらいのストッケ社の代表作品ですね!!
もともと誕生から10歳まで使える椅子!!なんて言われているストッケの椅子を
小さなお子様がいらっしゃるお客様がお子様たちも一緒に打ちあわせに参加(爆)出来るように
各打ち合わせコーナーに「ストッケ(笑)」をご用意させて頂いているんです!!
実は少し前に、とっても流暢な日本語をお話しされる元ストッケジャパンの社長様
であったヤン氏がジューテックホームのモデルハウスにご来場されたんです!!
(photo:http://affording1.rssing.com/ イメージです)
「アリガトウゴザイマス… コレ、イマ一番サイシン ノ カラー」
さすが!!(笑)
実は…
まだまだご紹介したいデザイナーはいっぱい!?
また懲りずに第三弾をお待ちください!!(爆)
どうぞ皆さまもお気軽にジューテックホームのまちかどモデルハウス”都筑の家”
へご来場してみませんか??
お住まいのことだけでなく、洗練された(汗)家具からカーテン…
また、生活のヒントも見つかるかも!?
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BY 建材商社マン