お住まい造りやリフォームで大切な”商品選び” そんな建材メーカーの中に”超ライバル関係”の意地とプライドを掛けた負けられない対決がある!?
【建築資材メーカーの”超ライバル関係”はココとココ!!】
(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)
注文住宅でご新築をご検討されている方々や大切なお住まいのリフォームを
ご検討されている方々には、”楽しみ”でもありまた大事な”お悩み”ドコロの一つでもある
[商品選び]
”念願のご新築”や”せっかくのリフォーム”で、失敗したくないですからね??
でも、その後々の[ご満足]につながる[商品選び]って実際に行われた方々は
ご存知と思いますが、お客様にとってはとっても大変な作業でもあるんです!!
当然、ご相談をされている建築会社様やリフォーム会社様のお薦めの1品
であったり、またお知り合いから得るご感想、そして、なによりご自分で雑誌や
インターネットの情報を隅から隅まで読みまくると…
実はお気づきになることが一つ…
「えっ~ 商品やメーカーってこんなにたくさんあるの??」
ちょっと余談(ん??宣伝??)
創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループの
建築部門 ジューテックホームがお届けすしている[注文住宅]や[リフォーム]は
元来が… 建築のプロユーザー様である建築会社様やハウスメーカー様、リフォーム
会社様へ「そのエンドユーザー様であるお客様にあった1品」をプロの方々に
[ご提案・販売]させて頂いている建材のプロ 建材商社グループの一員なんですね!!
だから、もしお客様よりご相談を頂戴したら
その豊富な商品知識や建築経験から、お客様にあった1品をご提案します!!
”もっと快適、いつも心地いい暮らしのお手伝い”
どうぞ、お気軽にご相談ください!!
お話しを戻しまして…
「えっ~ 商品やメーカーってこんなにたくさんあるの??」
は、本当にそうなんです!!
特にインターネット検索で情報を取得してみると、大きなメーカーから個人で経営されて
いるような小さなメーカーまで出てきてしまうので、もう収集がつかなくなっちゃう!?
そんな[カオス状態]の住宅資材メーカーさんたちの中で…
こんな特別なメーカー同士があるんです!!
【すまいのプチ知識】
必見!! 大手建材メーカー同士の”強烈なライバル関係”はココとココ!!
(資料出展 : 新建ハウジングデジタル様より)
コチラはお借りした資料ですが、なんと住宅業界の建築資材の市場規模は
昨今の住宅事業の縮小にも関わらず[5兆円]に迫る大きな規模があるんです!!
そんな大きな市場の中で、[超ライバルの2社が激突]している商品をご紹介!!
1)陶器製トイレ対決 [TOTO VS LIXIL]
皆さまのお住まいはドチラですか??
トイレのタンクなどに貼られているシールをご確認頂くと、大半のお客様のお住まいが
[TOTO]または[INAX(LIXIL)]なんて表記だと思います!!
実際の市場シェアはこんな感じ!!
(Photo Copyright : リフォーム産業新聞より)
左のグラフが陶器製のトイレで右がいわゆるシャワー便座(ウォシュレット)のシェア率。
東京・神奈川県にお住まいの方々にはちょっと驚きのデータかもしれませんね!?
元建材商社の経験より(私見ですよ)
[首都圏に強いINAX(LIXIL)]と[全国的には圧倒的なシェアのTOTO]
全国展開している建材商社ジューテックとしてもトイレは圧倒的にTOTOなんです!!
だけど…
東京や横浜などの首都圏エリアでは、不思議と[INAX(LIXIL)が強い!!]
(Photo Copyright : LIXIL HPより)
あくまでも勝手なブログ担当者の私見ですが、それを踏まえて…
現代でもLIXIL(INAX)は、徹底的に「”魅せる”デザイン」に注力!!
反対に、全国シェアを持つTOTOは、日本人が「安心(鉄板)のスタイルと品質」は外せない!!
なんてメーカー事情も含んだ商品特徴になっているのかも!?
《元建材商社マンのプチ情報》
実は2社の強力なライバル関係なんて言っていた時代に少し変化が起きているんです!!
上のトイレの全国シェアを[陶器製トイレ]なんて限定した理由がコレ!!
コチラ… 北海道から九州までのプロユーザー様へ販売営業をさせて頂いている
ジューテックならではの[極秘社内資料]??
極秘と言いつつ、グラフの色でトイレメーカーが分かってしまいますよね!?
なんと[タンクレストイレ]のスタイル限定では、もう一つの青色である
パナソニック社のタンクレストイレ [アラウーノ]が、TOTO社の[ネオレスト]
LIXIL(INAX)社の[サティス]を僅差で抑え、NO1シェアを達成しているんです!!
(Photo Copyright : パナソニック カタログより)
ちなみに…
先ほど「陶器製(窯業製)」なら!?と言った理由は、パナソニックのアラウーノは
[有機ガラス系新素材]と言われている[強化プラスチック製]のトイレだから!?
2)窯業系サイディング対決 [ニチハ VS ケイミュー(KMEW)]
(photo : ジューテックホーム サイディング工事施工例)
コチラはお住まいの「外壁」のお話しですね!!
家の外壁と言われると、[窯業系サイディング]だけでなく、海外のお住まいの雰囲気の
[モルタル(左官)]や[タイル][レンガ][鋼板]中には[木製]などありその種類も様々!!
ちなみにコチラが現代の[新築住宅]で使用されている外壁材の種類の割合!!
(資料出展 : 日本窯業外装材教会より)
実は圧倒的に「窯業系サイディング」と呼ばれるセメントボードの外壁材が使用されているんです!!
この[窯業系サイディング]に、また強烈なライバル関係の2社がいるんです!!
窯業系サイディング業界の市場規模は、1600億円といわれているんですが
大手3社で大半の市場を〆ており、その中でニチハ、ケイミューの2社により
強烈な市場シェア争いが行われているんです!!
なぜか?? 建築資材メーカーって[西]が強いんです!!
先ほどのTOTO社は九州でINAX社は愛知県!!
今度の外壁は、ニチハが愛知県でケイミューが大阪が発祥なんです!!
窯業系サイディング業界では、過去からニチハ社が業界ダントツのNO1メーカーであった
のですが、2000年に入りともに[外装建材]事業を行っていた日本を代表する大メーカー
である農機具の[クボタ]と家電の[松下電工(現パナソニック)]の住宅外装部門が統合して
誕生したのが[ケイミュー(KMEW)]で、ココから2社の熾烈な戦いが始まったんです!!
ちなみに、ケイミュー(KMEW)と言うちょっと不思議な会社名は…
[Kubota Matsushitadenko Exterior Works]
クボタ松下外装の頭文字なんですね!!
3)アルミサッシ対決 [LIXIL(トステム) VS YKKAP]
もう… こちらのご説明はいらないですよね!!
住宅資材メーカーの超大手メーカー同士のプライドを掛けた戦い!!
(資料出展 : リフォーム産業新聞)
アルミサッシ市場は、1900億円の規模を持つ建材業界の中でもかなり大きな
市場なんですね!!
3社で市場をほぼ占めている状態ですが、特に上位2社の戦いが激しいんです!!
上記グラフではリクシルの圧倒ですが、元来リクシル社は約10年ほど前に当時より
アルミサッシNo1メーカーであった[トステム]とアルミサッシ業界の老舗[新日軽]の
統合も含めた業界を激震させた[大合併メーカー]!!
この大型統合効果でアルミサッシ市場の半分を占めるリクシルですが、今後住宅業界の
主流となるであろうより高性能な[樹脂サッシ]市場では、逆に[YKKAP社]が圧倒的なシェア!!
今後は、樹脂サッシを含めた熾烈な戦いが繰り広げられる??
ちょっと一休みの余談ですが…
実はこんな特異な住宅資材の商品業界もあるんです!!
4)石膏ボード対決?? [吉野石膏 VS チヨダウーテ]
あまりお客様は目にする事が少ないけど…とっても大切な建築資材である[石膏ボード]
大半のお客様のお住まいの壁や天井の壁紙などの下には、この石膏ボードが
貼られているはずなんです!!
(photo : ウェルリフォーム マンションリフォーム施工例)
この石膏ボードの大きな役目は、壁の仕上げ材(クロスなど)の下地だけでなく
お住まいの「防火性」と「遮音性」を保つために使用されている1品!!
むしろ、簡単にご説明すると建築基準法においても木造住宅だけでなくマンションでも
必要な防火性能(耐火性能)を有するために、[貼らねばならない素材]でもあるんです!!
当然、それは新築建築だけでなくリフォームでもなんですね!!
この…
1500億円の国内市場希望を持つ[使用せなればならない建築資材]業界に関わらず
なんと!!
業界最大手の[吉野石膏社]が、市場の80パーセントのシェアを持っているんです!!
《元建材商社マンのプチ情報》
石膏ボードメーカーは業界2位(ん??)のチヨダウーテ社と吉野石膏社だけで
ほぼ100%の市場を握っているんです!!
しかも、その1社である吉野石膏社のシェアが80パーセント!?
実際には、もっとシェア率は高いとまで言われている歪な業界なのですが
例の… あの小学生の時の[社会]で習う!?
資本主義経済の公正な競争状態を保つための[独占禁止法]の適応は??
なんて心配の様子を見ながら、業界トップの吉野石膏社がチヨダウーテ社をある意味
助け(ん??)、ある一部ではコントロールしながら成り立っているなんて噂も??
5)ガス器具対決 [ノーリツ VS リンナイ]
少し前に[ノーリツ(NORITZ)]社のご紹介をこのブログでもアップしましたが
その時のブログでも紹介した[建築資材業界最大で熾烈なライバル関係]
この僅差で熾烈な戦いをしているのが、ガス器具建材の主力商品である
いわゆる瞬間湯沸かし器である[ガス給湯器(ガスボイラー)]のシェア争い!?
どのくらい激しい競い合いをしているか?と言うと
その統計の年や商品、また統計をとっている情報元の違いによっては…
まるで談合(ん?)なんて統計や逆にちょっとノーリツ社が上回っているグラフもあるくらい!?
その様な激しい営業合戦の最前線でメーカーの屋台骨を支えている
建材商社ジューテックに営業訪問に来られる各社の営業スタッフからも!?
[当社が全国シェアで業界No1メーカーなんです!!]
《元建材商社マンのプチ情報》
これ…
知っているとちょっと面白い建材マニアのプチ知識!!
[ガス給湯器(ガスボイラー)]のシェアの大半を2分している[リンナイ]と「ノーリツ」
給湯器の故障や交換でお問い合わせをお客様よりお電話で頂戴した時に
お客様に、現在使用されているお住まいの[給湯器]はどちらのメーカーのシール
が貼ってありますか??
なんて事前にお聞きさせて頂くことが多いんです!!
コレは、現在ご使用されている給湯器のメーカーや商品品番が分かると、修理や交換
でご提案するべき商品や内容がある程度限定出来るからなんですね!!
で、そんな時にこんなトコロを見て頂くと、メーカー名や商品品番が記載されて
いるんです!!
そんな時に…
「うちのは… リンナイでもノーリツでもなく… 東京ガスさんですね!?」
なんて、お住まいも結構いらっしゃるはず?
「ん?? 東京ガス??」
ってココ??
元々のガスの供給会社さんの東京ガス??
そうなんです!!
現在は行っておりませんが、少し前まで[あの??]ガス自体の元売りである
東京ガスが自社ブランドの給湯器を販売していたんです!!
ただし、
実際には、給湯器そのものを製造していたのは[リンナイ]や[ノーリツ]などの製造メーカー
の[OEM販売]していたんですね!!
そこで、当然すべてではありませんがこんな隠れたルールがあるんです!!
コチラは東京ガス社製のガス給湯器の取扱説明書。
記載される[商品品番]は「RN-405***」
まさか??
ハイ!!
「RN」は、リンナイ社の製造品(Rinnai)
ってことは??
「NR」で、ノーリツ社の製造品(NORITZ)
なんです!
なんでたまたまでしょうけど、似ていて間違いやすい英文になったの??
最後の余談!!
「ノーリツ社」の社名の由来は、少し前のブログでも書きましたが
1950年の創業時の社名の[能率風呂工業]より[ノーリツ]
ちなみに
「リンナイ社」の社名の由来は、1920年にリンナイ社を創設されたお二人が…
「林兼吉さん」と「内藤秀次郎様」で、[林内商会(りんないしょうかい)]が始まり!!
いかがでしたか??
完全に息抜きのお話しになってしまいましたが…
お客様の大切なお住まい造りやリフォーム!!
今回のブログのお話しは、完全に「ただの余談…」ですが(爆)
お客様にあった1台をご提案する知識だって、余談以上にあるんです!!(汗)
まずは気軽にジューテックホームまでお問い合わせください!!
”美しく… より快適、安心のすまいへー。” ウェルリフォーム
住宅資材総合商社JUTECグループがお届けする、高性能、安心リフォームの
ご相談・お見積りは、お電話(0120-206-244 ツーバイシックスにしよう〜)
または、こちらの お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!!
BY 建材商社マン