敢えていま!? 人工大理石を深堀りしてみた!! コレ、一体何なの??と 約40年前に人大キッチンが生まれた秘話!!

 

【メーカー同士だけでなく、素材を交えたキッチンのワークトップの戦い!?】

 

 

創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループの建築部門

ジューテックホームがお届けしております

”暮らし広がる… ステキ・リフォーム ウェルリフォーム”

 

建材商社グループだからこその「知識」「技術」「経験」そしてやはり…!?

「コストパフォーマンス」に、多くのお客様よりご評価を頂戴しているんですね!!

 

一般的な建築会社様やリフォーム会社様とはちょっと違う!?

建材のプロならではの「商品知識」や「業界情報」で、このブログでもご紹介したコチラ!!

 

「最近、システムキッチンの商品選びでは、ココに注目が集まっている!?」

”ワークトップカウンター”

 

システムキッチンの「作業台」にあたるココのことですね!!

古くはキッチンは…

「ステンレスの流し台(ながしだい)」

なんて言われていた時代もあった様に、その後に進化した「システムキッチン」も

長年、「ステンレス製のワークトップカウンター」が主流であったんです!!

ステンレス製ワークトップ リフォーム

 

でも!? 勘違いしないでくださいね!!

「ステンレス」が元来より高級金属の一種で、金属だからこその「強度」だけでなく

素材の特徴としても「水」「サビ」「熱」に強く日本だけでなく世界中のキッチンの

ワークトップの主流は「ステンレス」でもあるんです!!

もう少し付け加えておくと、現代のさらに進化した「ステンレス」は、その強度や耐久性も

さらに強くなっただけでなく唯一の弱点であった「耐傷性」もスゴイんです!!

そして、なにより「ヘアライン」「バイブレーション」などの「意匠性」は、キッチン自体

のデザインを1ランク上の品質や重厚感を生んでくれる今でもお薦めアイテムなんです!!

(photo : ジューテックホーム施工例 ウッドワン スイージー)

 

その様なシステムキッチンの「ワークットップカウンター」の戦いの幕が切って落とされたのが

いまから約40年前に、現在のトクラス(旧ヤマハ)が国内で量産キッチンとして初めて

採用した「人造大理石製のワークトップカウンター

コチラは今から約40年前に発売さえたヤマハ(現トクラス)の人造大理石製のワークトップ

カウンターのシステムキッチン!!

発売当初は、現代と比較するとまず…なにより「超高級品」だった人造大理石…(汗)

(photo : トクラスHPより)

その”高級素材”でもあった人造大理石製のワークトップカウンター!!

長年の製造技術の開発とメーカーの努力で、この20年ほどで販売価格も戦闘能力を持ち!?

実は現代のシステムキッチンのワークトップの素材としては、各キッチンメーカーにて相違

もありますが、だいたい「半分くらいづつ」なんて言われているんですね!!

 

そして!!

平成の終わりが近づいてきて昨今!?

「ステンレスVS人造大理石」の戦いに!?

新たに参入した2つのワークトップカウンター!!

「クォーツストーン」

クウォーツストーン2

タカラスタンダード レミュー 横浜 港北ショールーム リフォーム

(photo : ウェルリフォーム撮影 タカラスタンダード レミュー)

コチラは天然の水晶(クォーツ)を元に造られた人造石製のカウンター

 

そして!!

「セラミック」

(photo : ジューテックホーム リクシル リシェルSI 施工例)

 

この2つの新しい素材を加えたキッチンワークトップの「4つの素材選び」で

システムキッチン自体を決めているお客様が増えてきているんです!!

 

この「クォーツストーン」と「セラミック」製のワークトップカウンターの詳しいお話は

また今度、このブログでお伝えしてみますね!!

建材商社ならではの楽しい情報もありますので、是非お楽しみに!!

 

 

 

【すまいのプチ知識】

 

 

現代のシステムキッチンでは特別に高級!?と言うより一般的なアイテムとも

言える様になった「人工大理石」

(photo : TOTO  ザ・クラッソHPより)

 

大手の建材メーカーとしては、先ほども述べましたが… ”1976年(昭和51年)”

あの!? ヤマハが国内の量販キッチン用として開発そして販売を行ったことが始まり!!

 

でも、なぜ、ピアノやバイクのイメージの「ヤマハが??

なんて不思議に思いますよね!?

 

ヤマハと言えば普通は楽器やバイクが思いついてしまいますが、実はココの分野でも

昔から世界的な企業の一員だったんだです!!

 

世界でもNo1クラスの「ボート製造」の技術から「水に強い箱」を造る技術!!

そして

世界を代表する「ピアノ製造」の技術から「品質と美しさを兼ね備える木箱」技術!!

そして

各種スポーツ用品の製造技術から、「耐久性と精密性を誇る樹脂」技術!!

 

おぉ~

 

遠い昔に静岡県のヤマハの工場に視察に伺った時にお聞きした話では…

いまから30年以上前よりも世界的な好景気を背景に「ボート製造」はとっても好調

だったらしいんですね!!

 

ただし…

この「ボート製造」にはとっても企業としてはツライ背景もあったのだとか…

「冬にぱったりと売れなくなる…」

 

そこで、ヤマハの世界的技術を持つ3つの特技!!

「水に強い箱=浴槽」「美しい木箱=キッチン」「強い樹脂=人工大理石」

そこに、ヤマハ伝統の「美しさ」と「高級品質」を加えた住宅建築資材が

「冬の工場稼働率アップ」の突破口(爆)として、開発から販売、製造に注力した理由??

ちょっと、面白いお話しでしょ!?

 

 

 

【すまいのプチ知識 その②】

 

 

Q: ん?? 強い樹脂=人工大理石って… えっ??人工大理石は樹脂なの??

A:  コレ、実は建築業界に携わっている方々も多くの人が間違っているんです

実は…

「人造大理石」には、「大理石」は1%も含まれておりません…

大理石

「えっ??」

 

ちなみに、大理石とはMable(マーブル)の事ですね!!

結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん)のことで、建築物としてはコレらの

建築物で使われておりますね!!

ギリシアのパルテノン宮殿など!!

人工大理石

 

さすがに… この希少で高級素材のマーブルは、一般的な建築物では使えない…(汗)

しかし宮殿造りで使用されるあの美しさの代用品はないのか??と世界中で開発された

建築資材が「人造(人工)に造られた大理石」なんですね!!

人大

人大

本物の結晶質石灰岩の様に透き通るような美しい素材…

ん?? 透き通るような素材感!?

そこで、代用に使用された素材が「強化樹脂」であったんですね!!

 

 

ココでちょっとマニアな話題を少し!?

 

Q: えっ?? てっきり大理石と樹脂が混ざっていると思ってた!?

A: 実は間違って大理石が含まれているとご説明している住宅会社の営業も

多いんです!!

イメージですが、ホテルなどのロビーで使用されているピカピカに床や壁!!

テラゾー

 

コレは本物の「大理石」なんでしょ??(汗)

と思われるかもしれませんが、「大理石」は本当に希少で高額な素材なんです!!

コチラの床や壁や柱で使用されている素材を建築資材用語で「テラゾー」と言うんです。

テラゾー 2

 

確か… イタリア語であった(様な)美しい建築資材の「テラゾー(terrazzo)

コチラには「天然の大理石」が含まれているんです!!

但し、人工大理石の様に樹脂ではなく、大理石の他、天然石(大理石や石灰岩など)の

種石(粉砕した石)をセメントで固め、表面を磨きあげた擬石のコト!!

 

ゆえに正式な決まりではありませんが、日本語で!?

キッチンで使用される樹脂のみの素材を「人工大理石(じんこう)」

天然石の混じったテラゾーを「人造大理石(じんそう)」

などと使い分ける場合もありますが、キッチン業界では「じんこう」と「じんぞう」は

同じ製法の素材を各社独自で天然石に関係なく使い分けておりますね!!

 

 

Q: その「人工大理石」は世界のキッチンでも使われているの??

A: 世界と言っても北米や西欧、北欧などで傾向は違いますが、どのエリアでも

ステンレスと人工大理石はキッチンのワークトップとしてはメイン素材なんです!!

コレ…

建築がお好きな方なら聞いたことがあるはず!!

デュポン コーリアン

世界No1の化学系素材メーカーであるアメリカの「デュポン社」

実は人工大理石の世界No1メーカーが、デュポン社で製造している人工大理石ブランド

「コーリアン(CORIAN)」なんです!!

コーリアン2

コーリアン キッチンカウンター

コーリアン 3

 

その世界を代表する人工大理石「コーリアン」

実は日本のキッチンメーカーのキッチンでも上手に探すと…

オプションで選べるキッチンもあるんですよ!!

(photo : クリナップ ステディアHPより)

(photo : ウェルリフォーム撮影 クリナップ ステディア コーリンア製カウンター)

ブログ担当の私イチオシのコーリアン製のワークトップカウンターはコチラ!!

職人手づくりの「流し」によるお客様だけの特別なデザイン!!

が… なんとお求めやすい価格でご用意されているお得な一品なんです!!

どうぞ、実物をご覧ください!!

 

 

Q: 国産キッチンでも現代の人工大理石はこんなにスゴイ!?

A: 個人的なお薦めはコチラ!!

TOTO クリスタルカウンター

透き通るような…

と言うか本当に透き通っています…(汗)

 

またコチラも!!

トクラス 人造大理石

(photo : トクラスHPより)

やっぱり…

建材のプロから見ても、日本の人工大理石のパイオニアでもある旧ヤマハのトクラスの

人造大理石は「美しさ」「品質」「強度」が、1ランク上の技術なんです!!

当然、お風呂の浴槽だってトクラスは、人造大理石製が標準装備!!

 

実は… コレもプチネタですが

キッチンメーカーの中で「人工大理石」を自社製造しているのは、(たしか)トクラス社と

クリナップ社の2社だけ!!

後のキッチンメーカーは人工大理石メーカーへ委託製造しているんです!!

 

キッチン・バス専門メーカーならではの「自社製造」による品質へのこだわりや

美しさへの追及もご納得頂けましたか??

 

まだまだ、本当はネタは尽きませんが(爆)

いまだから、もうちょっと「人工大理石」を知ってこだわってみる!?

そんな、”納得のリフォーム”をウェルリフォームで行ってみませんか??

 

 

 

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BY 建材商社マン

 

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