知っているようで知らない!? 日本の文化… と 吉田兼好「徒然草」VS 地球温暖化対策の「ZEH」!!ん??

 

【いまさら聞けない!? 知っている様で知らない!? 日本の文化!?】

 

 

 

そろそろ「春の兆し」

を多くの方々が感じていらっしゃる頃かもしれませんね!?

 

ちょっとお住まいのお話しからは外れてしまいますが…

現代の日本の生活では、「一年中いつでも同じ野菜や果物」が手に入る

とても恵まれた環境!?

 

その嬉しい環境に感謝をしつつ… こんなデメリットも!?

このブログをお読みの方々の中にもお子様や友人と「季節の野菜」の話題をしながら

「あれ?? コレっていつの時期が収穫時だったっけ…」

小さなお子様のいらっしゃる方々は、子供たちへの教育上

まず親である大人が、きちんと知っておかないとまずいなぁ…

なんて思われた経験のある方も多いかもしれませんね。

 

コレ…

生活をしていく中で、恥ずかしながら様々な時に出くわすコト!?

例えば…

ちょうどこの時期に多く使用される

「三寒四温(さんかんしおん)」

意味は寒い日が3日間、その後に暖かい日が4日間続き、また寒くなる…

と「7日周期」で寒い日と暖かい日が繰り返される”今頃の季節”(ん??)に使われる言葉!!

コレ、

以前にNHKの特集で見たことがあったのですが、「三寒四温」の熟語の本来の季語

は、「真冬」なんだそうですね!!

えっ??

本来の使い方は、今の時期ではなく「真冬」を意味して使用していた「熟語」

なんだそうです!!

 

 

正式には「中国大陸」や「朝鮮半島」で使用されていた熟語が入ってきた言葉らしく

本来は中国地方特有の真冬の気候らしいのですが、日本ではちょうど今頃の春先に

「三寒四温」に似た気候が続くこともあり、昨今は今頃に使われるコトが多くなって

きたようですね!!

 

 

では、

「暦の上では春…」

コチラもこの時期についつい使ってしまいたくなる[言葉]

 

この言葉も本来の意味と現代の慣習では、ちょっとタイムラグがあるんですね!!

元来の意味では「暦の上」の春のスタートは、日本では2月3日~5日頃にあたる

「立春(りっしゅん)」

昼夜の長短で言うと、ちょうど冬至と春分の中間にあたる日を指すんですね!!

「冬が極まり春の気配が立ち始める日

と言われてはいますが、昨今の首都圏の気候ですと、毎年、ちょうど大雪が降る頃!?

季節

ちなみに、節分(せつぶん)とは読んで字のごとく…季節を分ける日のコト!!

だから、立春(春)の前日に「鬼は~外~」なんですよ!!

 

言葉なので時代により変化をしてくるモノと思いますが、出来る限り「本来の意味」

や「本来の使い方」を知った上で、新しい時代に順応していきたい…

なんてちょっと感じているこの頃!!

 

 

 

 

【すまいのプチ知識】

 

 

お住まい造りやお住まいのリフォームをご検討されていたり

また、建築業界に携わる方々は、コチラの言葉もご存知の方々が多いと思います!!

 

「家の造りやうは、夏をむねとすべし」

 

 

どこかの大手ハウスメーカーの社長さんの格言ですか??

なんて思われた方々もいらっしゃるかも…

 

これ、ちゃんと有名な格言なんです!! コチラのお方のあの有名な著書に…

「吉田兼好」

さんの、あの代表作!!

「徒然草」

 

当然、ご存知ですよね!?

「つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、

そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」

 

いまから約700年ほど前に兼好法師により書かれたと言われている、「枕草紙」「方丈記」と

並ぶ日本三大随筆のことですね!!

 

この当時の社会情勢や人間の様をつらづらと書き綴られた随筆の中に、当時の「住まい」に

関しての項目も含まれているんですね!!

(資料出展 : http://www.hello-school.net)

 

で、この「徒然草」の中の「住まいに関する項目」の有名なフレーズが…

「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。

暑き比わろき住居は、堪へがたき事なり。」

コレをザックリと口語で訳すと

「家の作りようは、夏を中心にしたほうがよい。冬はどんな所にも住める。

暑い頃、悪い住まいは、堪えがたい事だ…」

徒然草

 

いまから約700年も前の社会ですからね!!

吉田兼好の居た京都は、気候的には夏は暑く冬は寒いエリアですが、貴族を始め一般の

町民の家に関しても、日本全国の中では最も進んでいたエリアに違いない!!

ながらも、当然、「住まいの断熱」や「冷暖房による調温」などという現代の生活の

普通はまったく概念としても無い時代!!

 

京都

この徒然草の他の項目(社会生活)と一緒に解読していくと…

吉田兼好の中では、「夏も暑く、冬も寒く辛いもの。ただ、冬はたくさん着こめば

まだなんとかなる。その反面、夏が暑い家の造りは耐え難い…」

そんな風に感じていた様ですね!!

 

また、この「徒然草」の住まいに関する項目は、実はこの一文だけでは無いんです!!

その後にも

「こまかなる物を見るに、遣戸は蔀の間よりも明し。天井の高きは、冬寒く…」

これを現在のコトバに置き換えてみると

遣戸(やりど/現代で言う引違戸)のある部屋は、蔀(しとみ/オーニング窓)の部屋よりも

明るい!! 天井の高い部屋は部屋が寒く、灯りが暗いので駄目!!)

せっかくなので、これが「遣戸(やりど)」

遣戸

コチラのオーニング窓が「蔀(しとみ)」

 

 

 

【すまいのプチ知識 その②】

 

 

では、この「徒然草」の「家の造りやうは、夏をむねとすべし」は、現代の住まい造り

やリフォームにおいては、いかがなものか??

 

コレは吉田兼好が間違っていた…等々のお話しではないんですよ!!

でも、

現代の住まい造りや住まいのリフォームは、徒然草風に言うと!?

 

「住まい作りやうは、冬をむねとしている」

 

 

創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループの建築部門

ジューテックホームがお届けしております

高性能注文住宅 “北欧の家” ウェルダンノーブルハウス

(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)

 

を始め、世界の住宅先進国と言われている「ドイツ」や「スウェーデン」を代表する

北欧の国々も「厳しく長い冬への対策」を中心に住まい造りが行われいるんですね!!

寒い日でも住まいのどこにいても暖かい家!!

寒い日でもシャツ一枚で過ごせるリビング!!

(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)

 

でも、この約700年の間に日本の住まいは何が変わったのか??

 

最も変わったのはココ??

約700年前の吉田兼好の時代と現在の日本の暮らしで一番変わったコト…は

やはり、

「空調設備機能(冷暖房機能)」

「エア・コンディショナー」を始め、ジューテックホームがお薦めしております

「蓄熱式温水床暖房」を始め数多くの方法で、寒い冬は部屋を暖め、暑い夏は部屋を冷やす

技術が、日本だけでなく世界の国々では一般的に使用され、また目覚ましい発展を

したトコロですね!!

(資料提供 : https://www.fujitv.co.jp/hp/bakatono/)

「やっぱり扇風機はいいなぁ~」

ん??

 

 

でも、そうなってくると…

今日のブログの冒頭の「一年中に手にすることが出来る野菜や果物」と同様に

もう、「夏も冬も特別どちらをむねとする必要はない??」なんて思われがちですが…

スーパー

 

平成の終わりを告げる今日昨今の日本の住宅は、より一層「冬をむねとするべき」という

傾向がより強いんです!!

 

「ん?? でもなんで??」

 

「冬をむねとする最大の理由」

 

やっぱりココか!?

「地球温暖化対策」

日本の国策でもあるのですが、現在の日本の建築業界は、地球温暖化の大きな原因と

でもある「家庭からの二酸化炭素(CO2)排出の削減」に向けてベクトルが向いているんです!!

でも…

一見、地球規模のスケールの大きなお話しに「私や私たち家族が頑張ったトコロで…」

なんて思いがちかもしれませんが、実はこれから住まい造りや住まいのリフォームを

検討されている方々には、とっても大切なコトなんです!!

 

地球の問題と言うことは全世界の問題なんですね!!

その全世界の将来的な大問題(温暖化)の原因をつくってきてしまった「先進国たち

は、世界各国に向けて「2030年(11年後)までに、これだけの量を必ず削減します

2015年に”約束”をしているんです!!

 

 

約700年前の吉田兼好の時代には無かった…

でも現代の生活では「無くてはならないモノ」である「空調設備(冷暖房機器)」は、

室温を調整する「暖気・冷気」を確保するためには

それ相応なエネルギーを要する

火力発電所

でも

さすがに… 日本国政府としても

全国民に冷暖房機器の使用を禁ずるわけにはいかないので、現実的な施策として

より少ない一次消費エネルギー」で現代の快適で安全な生活を可能とする「住宅環境」造り

住まい造りや住まいのリフォームに対して国の政策として大いに求めているんです!!

 

そこで、

現代の快適で安全な生活を可能にする冷暖房を、さらに注目してみると!?

例えば、お住まいの室温を調温する「空調設備機器」。

当然、一次消費エネルギーの削減への国の政策は、国内の家電メーカー業界へも厳し

い要求が行われており、日進月歩で「省エネ化」が進んでいるんです!!

 

 

そして、その近年より省エネ化が進んだ空調設備においては、実際の皆さまの

生活にあててみると

外気温が30度で室温を24度にする「-6℃」の夏の消費エネルギー

外気温が5度で室温を24度にする「+19℃」の冬の消費エネルギー

世界の中でも比較的温暖な気候エリアである日本でさえも

「冬の温熱環境」を確保する方が、より多くのエネルギーを必要としているんです!!

 

ゆえに、

「地球温暖化問題」への対策や現実的にあと11年(2030年)に迫る、世界に向けた

家庭よりの二酸化炭素の排出量の削減の約束を守る為にも!!

高気密・高断熱化で室内の温熱環境が外気の影響を受けない建物を造り

(photo : ジューテックホーム 断熱工事施工例)

(photo : ジューテックホーム 内窓リフォーム施工例)

さらに、より省エネルギー化の「空調設備機能」で快適で安全な温熱環境を造りだす

住まい造りやリフォームを国も推奨しているんですね!!

 

でも!!

この「地球温暖化対策」に始まる「地球環境・自然環境」への政策だけでないんです!!

実際に、「冬をむねとする家づくりやリフォーム」は…

皆さまの生活費の中の光熱費の削減に繋がったり

生活費

特に小さなお子様やお年寄りの方々のヒートショック対策などの「毎日の生活の安全」

を確保することにも大きく寄与してくれるんですね!!

 

ちなみに、住まい造りをこれからご検討される方々の中で、この単語をお聞きする

機会が増えると思います!!

「ZEH/ゼッチ (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」

コレ、

日本が国をあげて達成をしなくてはならない「地球温暖化対策」の為の

住まい造りに対応した「家」なんですよ!!

と言う意味なんです!!

(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)

ちなみに、ちょっと宣伝ですがコチラもどうぞ!!

ジューテックホームの「ZEHの住まい造り」が、第三者機関より「5年連続」で表彰されました!!

詳しくはコチラを!!

 

 

 

徒然草の一文より地球規模の壮大なお話しになってしまいましたが…

地球の46億年の歴史の中で、たった700年の間で…

「地球の危険」

への対策を真剣に取り組まなくてはならない状況へ変貌させた現代社会…

 

「私たちだけが頑張ったところで…」の気持ちもご理解は出来ますが

”せっかくの住まい造りやリフォーム”

実際に、日本政府としても住まいの「地球環境対策」に対しては、今後も数多くの

「補助金」や「減税」などの制作も含め、より積極邸な対策案を行ってくると思います!!

まずは、こんなトコロも忘れずに住まい造りとリフォームもご検討してみてください!!

 

 

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BY 建材商社マン

 

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