ガスで発電+給湯の”エネファーム” 将来の本当のGOALは水素で”蓄電”!?
【家庭用燃料電池コージェネレーションシステム】
って???(焦)
なんだか難しそう(泣)な名前のシステムですが
実はコレが、前回Blogで少し触れてみた…
最近「エコなんちゃら?? エネなんちゃら??? って
いっぱいあるけど???」の続きです!!(笑)
その前回Blogでは簡単に「ECO ONE(エコワン)」と
「EcoCute(エコキュート)」をご紹介させて頂きましたが…
この「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」って
気難しい名前の正体は…
”ENE・FARM(エネファーム)”
一般のお客様も東京ガスさんの「TV CM」等でお名前は聞いたことが
あるかもしれませんね!?
有名CMのシーンとしては(笑)
コレ!?
で…
Q:「エネファーム」ってなに??
A: ”エネファーム”を簡単にご説明させて頂くと
家庭用燃料電池…とあるので、「蓄電池」の様に電気を溜めておく
もの?? と思われるかもしれませんが、
エネファームは「発電機」+「給湯器」のこと!!
設備機器としては、前回Blogでご紹介しました「ECO ONE」や
「EcoCute」と同様の「給湯器」として使用するシステムですね!!
Q: では… その気難しい名前の中の「コージェネレーション」って??
A: コージェネレーション(cogeneration)とは、ザックリ簡単にご説明すると
1個のエネルギーから2個または複数のエネルギー(電気や熱など)を取り出す
システムのことを言います!!
一番、身近な例をご紹介すると
「車!!」
車のエンジンは、ガソリンと言う燃料から車を走らせる(駆動)
だけでなく、発電機を廻して電気を作ったり、車内の冷暖房を
行います。
と…言う事は…
”エネファーム”は、1つの「都市ガス」と言うエネルギーから
発電(電気)と給湯(熱)を取り出す、ecoのコージェネ機器と言う事ですね!!
Q:どんな仕組みなの??
A: キーワードは… 「水の電気分解!?」ん???
水の電気分解って?? あの… 子どもの頃に理科の実験で行った??
あの忌まわしき…(笑) 楽しかった「理科の実験」で習った
水の電気分解は、こんな実験でしたね!!
お水に電気を加えると!!
気持ち悪くなりそうなので… 簡単に説明すると(笑)
「水素」と「酸素」ができます!!
あの試験管にマッチで火をつけると、水素が「ボンッ」と
破裂した実験ですね〜(笑)
”エネファーム(燃料電池)”とは、まさにこの逆の事を
している”化学反応を利用したシステム”なんですね!!
大丈夫ですか〜?? 着いてきてますか???(笑)
都市ガスから取り出した「水素」に「酸素」を加え
化学反応により「電気」と「水」をつくりだしているんです!!
そして、エネファームがコージェネと呼ばれる理由が…
その電気化学反応の特徴の一つで!!
”電気を生み出す時に、同時に「発熱」もする!!”
この発熱を利用して、お湯が作られいるんですね!!
「水素」が熱源なので、お客様方々は…
”水素を燃やして、お湯を沸かし発電するの??”というイメージ
をもたれるかもしれませんが…
水素を燃料として燃やしている訳でなく、「化学反応」を利用して
いるんです!!
Q: ん??? 都市ガスには「水素」が含まれているの??
A: そうなんです!! 都市ガスは”天然ガス”を利用しておりますが
天然ガスとは、要は”メタン”のこと!!
メタンには「水素」が含まれております!!
ちなみにプロパンガスや灯油にも水素は含まれております!!
その様な…
コージェネレーション(1個のエネルギーから電気と熱)を作り出し
化学反応と言うクリーンな方法を利用している”エネファーム”なので
日本でも「国をあげて」積極的に採用と更なる開発を薦めている商品なんですね!!
【すまいのプチ知識】
すまいの総合商社ジューテックグループならでは!?のプチネタです!!
日本が国をあげて!? 推し進めている「エネファーム」!!
実は、このコージェネレーションシステムには
”さらに先のゴール”に向かって研究・開発が続けられております!!
ええ???
■水の電気分解とは、「電気」を加え「水素」と「酸素」をつくる!!
■エネファームとは、「水素」と「酸素」から、「電気」と「熱」をつくる!!
ってことは???
◇《電気を一度、水素に戻せば… またその水素から必要な時に電気を
つくることって出来るよね???》
一般的なリチウムなどの蓄電池はどうしても、放電量が多くて…もったいない…
それなら《水素》まで戻してしまえば…
水素の特長の一つになかなか揮発しない!!
という利点もあります!!
実は、ゴールはココ!! 各ご家庭で「発電」して「給湯(熱)」して、
さらに「水素で蓄電!!」なんですね!!(驚)
ちょっと今回のBlogは、マニアックでしたね…
完読して頂いた方は、何名いらっしゃったか…(泣)
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