”トイレの神様!?” TOTO社とLIXIL社の”汚れにくい便器”の技術をご紹介!!
【トイレのお話!?】
WELLリフォームでも数多くのご依頼を頂いております
”トイレの交換リフォーム”
ちょこっとだけですが…
■JUTECHOME おしゃれトイレ工事施工例集!!
現在、国内メーカーでトイレを製作しているのが…
”大手メーカー”で3社!!(大手です…(焦))
この3社の中でもメーカーそれぞれ特徴が違います!!
元来の素材自体もTOTO社やLIXIL社(旧INAX)は「陶器」
Panasonic社に関しては「有機ガラス系素材」が使用されております!!
そして
お客様にも解りやすい各メーカーの比較と言えば…
・タンクレスタイプなどがある”デザイン”
・実は皆さまのお財布に大きい影響がでる”節水機能”
・毎日お世話になる”ウォシュレット”機能
・最近は…”スマートフォン連動”なるものまで…
その中でも
特にお客様にとって一番気になる?? “防汚性”
についてメーカーの特長をご紹介してみます!!
ご紹介はリクシル社とTOTO社の「陶器のトイレ」の
比較です!!
結論からお話ししますと、「結局… どちらがいいの??」は
お客様のご判断にお任せしますね!?(汗…)
同じ”陶器”の便器でも…
”防汚性”の仕組みが大きく異なります!!
またこの仕組みのお名前は、リフォーム会社さんやメーカーのショールームでも
頻繁に出てくる「単語」なので覚えておいてくださいね!!
まずは…
LIXIL社(旧INAX)のトイレには、”防汚技術が2つ”あります!!
・ハイパーキラミック
・プロガード
リクシル社のトイレをご選択された場合に気を付けて頂きたい
大事なPointがココ!!
”ハイパーキラミック”と呼ばれる機能は、最新のトイレに「比較的に標準」
で付いている仕様!!
それに対して
”プロガード”と呼ばれる機能は、「標準で搭載されるトイレ」、「オプションで選択
するトイレ」など、トイレ機種により分かれてきます!!
それで…
Q： 「ハイパーキラミック」って???
A： こちらはリクシル社が長年に渡り採用している技術ですが
メインの機能は「陶器表面の強度UPで耐傷作用」と「抗菌作用」となります!!
一般的な衛生陶器は陶器表面の強度を増すために、
高硬度のジルコンと言う鉱石を含ませて焼成しておりますが、
表装に滑らかな面をつくる所は、このジルコン鉱石を取り除きます。
ハイパーキラミック技術は、この釉薬(表面の滑らかな層)まで
ジルコン鉱石を含ませる事により陶器の表面の「強度」を出している
のだそうです!!
お客様のトイレ掃除によって産まれてしまう”磨き傷”により、
将来的にその傷に汚れが入り込んでしまう事を防いでくれるんですね!!(嬉)
さらに…
その釉薬(表面の滑らかな層)の上に”銀を吹き付けてから焼成”することにより
”銀イオンの力”で細菌の繁殖などを防いでいる技術(抗菌)も!!
LIXIL社の商品をよ〜く見ると、隅々にこの様なマークが入っている商品が!!
SIAA(抗菌製品技術競技会)と言う国際機関が「抗菌・安全・適切」と認めた
技術を便器に採用しているんですね!!
で… もうひとつの
Ｑ： 「プロガード」って???
Ａ： ハイパーキラミックはジルコン鉱石で表面強度を強化(耐傷)、銀イオンを
吹きかける事で抗菌性を高める技術でした。
そしてこのプロガードの特徴は”水垢を防ぐ技術”!!
それぞれの技術により効果が違うんですね!!
プロガードの技術を簡単にご説明すると、”コーティングを表面にかける”
イメージです!!
表面加工的には、後述しますがTOTO社が”親水性”なのに対して、プロガードは
”撥水性”となるので陶器自体も常にカラッとしている感じです!!
どうして水垢を防げるか?と言うと
水アカの原因は、水道水に含まれる「シリカ(ケイ素)」と陶器表面の釉薬の
表面のシリカが汚れと共に化学結合してしまう事が原因!!
そこで、表面に特殊コーティングをかけて化学結合を防いでいる技術です!!
ここで…
【すまいのプチ知識】
プロガード仕様は、表面にコーティング(塗膜)を掛ける技術ゆえ…
・アルカリ性洗剤(塩素系)、研磨材入り洗剤
・硬いブラシ
を使用してのトイレ清掃は表面コーティングの破壊につながるのでNGです!!
また、コーティング加工の為、効果は15年ほどとなります。
汚れが目立つ様になってきた頃合いで、プロガードの再塗布メンテナンスも
行いましょう!!
それでは…
TOTO社のトイレの防汚技術は???
・セフィオンテクト
このセフィオンテクトと言う技術が、世界レベルの窯業技術を
もつTOTO社ならではの高度技術!!
実はTOTO社の特許技術であり他社は今のところ真似が出来ない
技術です!!
で…
Ｑ：セフィオンテクトって
Ａ：この技術の特徴は、陶器表面を100万分の1レベルで超平滑に
なるようにし、さらに表層にイオンパワーを発生させる表面処理技術です!!
簡単にご説明すると
表面がツルッツルに凹凸がない状態に仕上げる事により
”汚れがひっかかりずらく”、洗浄の水で綺麗になるという仕組みですね!!
さらに陶器表面が”親水性”となる、汚れが強固に付着しずらく洗浄の水も
便器全体に綺麗に流れる特長もあります!!
ちなみに、このセフィオンテクトの技術的なお話を簡単にしておくと
一般的な陶器は… 素焼きのお椀などを思い出してください!!
お椀の表面はザラザラで時には小さな穴も開いていますね。
皆さまが通常使用しているお茶碗などは、表面に”釉薬(ゆうやく)”と言われる
うわぐすりを吹き付けてから焼成しているんです!!
TOTO社のセフィオンテクトと言う技術は
その釉薬の上に、さらに”ガラス”を焼きつける難解な窯業技術のこと!!
特長としては、窯業技術の焼き付け作業なので、TOTO社の発表では
セフィオンテクトの効果は100年近く継続できるとされております!!
但しコチラも
【すまいのプチ知識】
セフィオンテクトの効果を長持ちさせるために…
・アルカリ性洗剤、酸性洗剤、フッ素系洗剤
・硬いブラシ
をご使用してのトイレ掃除はLIXIL社同様にNGです!!
同じ「防汚性能」を謳った陶器のトイレでも
メーカーによって大きな処理方法の違いや特徴の違いが
あるんですね!!
リフォームでおトイレをお選びになる時も、デザインや価格だけでなく
こんなこと(マニア過ぎ???(笑))も考慮しみるのもいかがですか??(笑)
トイレのことも”トイレの神様(古い??笑)”
ウェルリフォームまでお気軽にご相談ください!!
【すまいのプチ知識】
LIXIL社、TOTO社の営業担当からのお話しの共通点!?
最近のトイレは陶器の表面加工が特殊です!!
なので…
お客様ががんばっているトイレ掃除で、硬いブラシでゴシゴシと
表面加工を壊してしまったり、傷をつけてしまうのが一番の天敵です!!
そこで…
LIXIL社とTOTO社の営業担当に質問してみました!!
Ｑ： 「自宅のトイレ掃除ってどうやっているの??」
A： なんとたまたま同じ回答!?
メーカー名(商品名)は一般例ですので参考にしてください!!(焦)
J社さんの「流〇〇トイレブラシ」
実は私も自宅で使ってます…(笑)
皆様のクリックが励みになります。
