ライバルのハウスメーカーの ”心臓部” 製造工場に潜入!! ”CLT” ってご存知?? コンクリートから木材への時代がすぐそこに!?
【三井〇ームさんの心臓部である埼玉工場に潜入!!】
日本の高機能注文住宅だけでなく、日本のツーバイフォー建築を
牽引している[三井ホーム]
あくまでも個人的な感想ですが、この会社の大きな特徴は
とにかく[デザインが格好いい〜][おしゃれ〜]
その時代や世代の”ニーズ”におしゃれに応える”
商品開発力がすこぶる優れている??イメージです!!
どちらかと言うと、マーケティングから設計力と言ったソフト面が
前面に目立ちますけど、実は…
”ツーバイフォー工法”や”スケルトン(構造駆体)”に関しても
業界のトップランナーの1社でもあるんですね!!
そんな三井ホームのお話しを続けていると
ジューテックホームがお届けしております
高機能注文住宅“北欧の家” welldone noble house
営業部隊からBlogを削除されそう(笑)ですが…
そんな”ライバル(汗)”でもある
三井ホームの商品開発から商品製造の”心臓部”でもある
[埼玉工場](埼玉県加須市)に”秘密潜入”してきました!!(えぇ〜)
”とにかく、敷地も建物もデカイ!!” そして、人が多い!!
これならバレずに…
って…
秘密でもなければ… 潜入でもなく
きちんと[ご招待]を頂き訪問させて頂きました!!(笑)
なんで?? ライバル会社をご招待??って思われますよね〜(汗)
実は…
以前このBlogでも紹介させていただきましたが
ジューテックホーム株式会社の前身(〜2011年)は!!
建築資材総合商社 ㈱ジューテック 住宅関連部!!
そして…
現在、ジューテックホームに在籍しております、わたし…
建築資材商社JUTECでは、建築資材の 営業マンで
尚且つ[三井ホームさん]は大切なお客様であった過去が…(笑)
わたし 「お元気ですか?? お久しぶりです〜。 インターネットでCLT実験棟とか
記事をみたのですが、写真とかサンプルとか見せてもらえませんか?」
三井ホームご担当 「いいよ〜。 むしろ一緒に工場見に行こうよ。」
わたし 「えっ… 前も伝えましたが… 私、今JUTECの住宅部門にいて…」
三井ホームご担当 「〇〇さんなら、いいよ〜」(笑)
寛大だぁ??
そんな、わたしが三井ホームさんにお願いをして
見てみたかったモノ!!
コレです!!
埼玉工場の敷地内にある”新事務所棟”
えぇ〜
先ほどデザインの三井ホームとか言ってましたけど
そんなに格好いいですか??(笑)
『この建築物の特徴はデザインではないんです…』
”CLT (Cross Laminated Timber)”
と呼ばれる”次世代の木質材料??”を使用して建築された
建物なんですね!!
Q : CLT (シーエルティー)って??
A: Cross Laminated Timberの頭文字で、CLTと略されております。
この写真が実物の[CLT]
板(Timber)を各層で互いに直交(Cross)して積層接着(laminated)して
加工した圧型パネルのことです。
1995年頃から西欧(発祥はオーストリア)を中心に発展してきた
比較的歴史の浅い[木質構造用材料]のことですね!!
ちなみに、JAS(日本農林規格)の認定上の日本国内での正式名称は
[直交集成板]と決まったそうです。
1枚1枚の挽き板の強度や特徴に左右されず、直交に交差させる事で
相互の強度を人工的に造れる為、木質資源を有効に利用できる
環境性能と強度等の安定性から世界より注目されている[新材料]の
ことなんですね!!
そして、日本でも一般の戸建住宅だけでなく
マンションなどの高層集合住宅の建築へも採用が期待されている
新材料なんですね!!
[コンクリートから木材へ…。]
コチラはCLTによって建築された、ウィーン(オーストリア)の4階建てのショッピングモール。
実はヨーロッパでは、このCLTによって建築されたマンションやオフィスビルなどの
”木造高層ビル”が各地に建築され始めております!!
ロンドンに建築された、CLTを用いたマンション!!
通常のコンクリート造では、1か月以上かかっていた構造駆体の
工事期間が木造(CLT)だとほんの数日!!
工事作業費用もコスト減できる工法なんです!!
実は日本政府もこのCLTには大注目をしているんですね!!
現在、停滞する日本林業界で国産の[杉]を使用したCLTにより
林業の救世主、地方創生の起爆剤として大きな期待を寄せているんです!!
●壁材
現在、この”新材料”であるCLT材は、国内での法整備が進んでいない為
防火エリアでの使用には制限がありますが、本来は厚みのあるヒキ板(ラミナ)を
積層した合成木材でもあるので、耐火性能も特徴のひとつ!!
上の写真の様に、首都圏で外壁としても使用できる日が待ち遠しいですね〜
●天井材
コチラは天井材として使用されている国産杉のCLT材
室内側からは”綺麗な杉板の天井仕上げ材”
そして、建築構造的には天井の面剛性を確保するための補強材として
使用されております!!
●軒天材
元々、本来は強度や防火性能に優れているCLT材なので
室内の天井材でもあるCLT板がそのまま”持ち送り”で外部の[軒天]まで
貼り伸ばされているんですね!!
CLT材ならではの納まり!! キレイ!!
まだまだ…
日本の建築業界においても、これから!!の新材料ですが
日本の将来の建築業界、そして林業の為に
三井ホームとしては、実際の商売(住宅事業)とは別にしても、
いろいろな取り組みをしていくのだそうです!!
で…
終わりませんでした!!(笑)
ついで??
ではありませんが、
日本のツーバイフォー工法(枠組壁工法)のパイオニアでもある
三井ホームの”心臓部”をもうちょっと見せてくれちゃいました!!(笑)
えぇ〜
『良いんですか??』と言いながら興味深々!!(笑)
コチラは工場の敷地内にある比較的新し目の大きな倉庫!!
三井さん:『どうぞ中へ!!』
わたし:『えっ… 木造?? と言うか、コレ2×4工法なんですか??』(驚)
倉庫の幅は、なんと23mもあるんだそうです!!
壁は見慣れた2×4工法。 使用されているSTUD(柱)は、2×8材でしたね!!
そして屋根を見上げると整然とならんだ2×4のトラス!!
多分、木造の建築に携わっている方々には『感動的なシーン』(笑)
スゴイですね!!
木造の2×4工法では、こんな規模の建築が可能なんですね!!
そして!!
実際の製造過程から使用している機械までも
じ〜っくりと拝見!!(笑)
写真も一部撮らせて頂きましたが
さすがにこの場での公表は控えさせて頂きますね!!(笑)
実際には詳細に製造過程から使用している機械の特徴まで
詳細説明を1つ1つして頂きました!!
中には…
当然、ジューテックホームがお届けしております
高機能注文住宅”北欧の家” ウェルダンノーブルハウス
にも転用するべきステキなコトもたくさん!!
工場の責任者の方と様々なお話をさせて頂きましたが
”一緒に2×4工法(枠組壁工法)を扱っているもの同士”
オープンな情報開示で、今後の建築業界と2×4業界の
為にできる事は協力していきましょう〜と…
勉強になりました!!
わざわざ雨の中…
今後ともお互い切磋琢磨でよいライバル(汗)として
頑張りましょう〜(爆)
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