そもそも…ツーバイフォーってなんだ!?の基礎知識と ツーバイフォー住宅はリフォームが出来ない!!の怪情報の秘密!!

 

【ご自分のすまいを知ろう~ そもそもツーバイフォー住宅ってなに??】

 

 

ちょっと前のリフォームで、特に「初めてのリフォーム」をご検討されている

方々に向けて、まず始めにココから”やってみよう~!!”とお薦めしたコト!!

コレですね!!

[ご自分のお住まいを知ろう~]

 

その時のブログでは、

「戸建て住宅ですか??」「マンションですか??」なんてトコロのお話しを

させて頂きました!!

 

その理由は…

各建築物の「工法」や「構造」によって”リフォームの出来るコト”が異なるんですね!!

その中には、1つの建物を多くの皆さまで共有しているマンションゆえの規制の問題や

戸建て住宅の様に個人所有なのに思い通りに出来ない法令上の問題から安全確保の条件等

さらに、その構造に起因するリフォーム施工条件なども様々なケースが異なるんです!!

と言っても難しいですよね!?

だから、まず「工法」や「構造」によって出来るリフォームと出来ないリフォームが

あることを知った上で、そんな違いに[知識と経験]があるリフォーム会社選びが

まず”失敗しないリフォーム”の一歩目なんですね!!

 

「だから…どうすれば、そんなリフォーム会社と出会えるの??」と怒られてしまう…

……

どうぞお気軽に…

創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループだからこその

知識と経験のジューテックホームがお届けしております

”美しく… より快適、安心のすまいへー。 ウェルリフォーム”

まで、お気軽にご相談ください…(汗)

 

 

今日のブログでは…

まず初歩の初歩?? [戸建て住宅ですか??][マンションですか??]を

もうちょっとだけ”深掘り”してみますね!!

 

【すまいのプチ知識】

 

同じに見える[戸建て住宅]

実は皆さまのお住まい(戸建住宅)にも、いろいろな[工法]があるんです!?

(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)

 

皆さまの中でも特に男性の方々や現在のお住まいを注文住宅で建築された方々などは

同じに見える戸建住宅の中にも…

1)木造

2)鉄骨

3)RC(鉄筋コンクリート造)

など、その構造が[木(W造/WOOD)]なのか[鉄(S造/Steel)]なのか「コンクリート(RC造

/Reinforced Concrete)などがある!?

ってことをご存知かもしれませんね??

(実際にはまだまだ他にたくさんの工法があるんです)

 

 

【すまいのプチ知識 その②】

 

Q: 現在の戸建住宅では、どの工法で建築されていることが多いの??

A: これは皆さまも予想がつくかもしれませんね!!

一応ですがこんな感じ!!

住宅産業研究所 資料 比率

日本古来の伝統的な木造戸建て住宅の工法でもある「木造軸組工法(もくぞうじくぐみ

こうほう)」がダントツのトップ!!

建築会社様によっては、日本古来よりの工法ゆえの「在来工法(ざいらいこうほう)」

なんて呼ばれ方もされていますね!!

 

ちなみに、木造2番目が…

ジューテックホームがお届けしております

高性能注文住宅 “北欧の家” ウェルダンノーブルハウス

も採用している[木造枠組壁工法(もくぞうわくぐみかべこうほう)]

こちらも通称して[ツーバイフォー工法]なんて言い方の方がメジャー??

(photo : ウェルダンノーブルハウス 構造躯体工事風景)

 

3番目の「プレハブ工法」??

コレ、ちょっとお客様にはちょっと分かりずらいかもしれませんね??

正式な発音(ん??)は、[プレファブ(リケーション)/prefabrication]

意味としては、建築物(家)のあらかた(大半)を事前に工場で製作し、実際の建築現場では

そのユニットを組み立てるだけで完成できるようにした工法!!

そのプレハブ工法の中にも、木質系や鉄骨系などに分かれるのですが、大半は大手のプレハブ

系ハウスメーカーに代表される[軽量鉄骨工法]を指すことが大半!!

この[プレハブ工法]は、実は”日本独自”の工法なんです!!

建築サイドからは、多くの件数の住まいを最も効率的に、そして比較的安価に製造できる

メリットや住まいとして大切な構造的重要箇所は全て工場製造していることより

品質の均一化が計れるなどのメリットがあり、とっても日本人らしい独自工法

とも思えますね!!

その効率性よりいわゆる大手ハウスメーカーと言われている建築会社様が最も

採用している工法でもあるんです!!

 

 

【すまいのプチ知識 その③】

 

その工法別の特徴は、また今度このブログでご説明してみます!!

それでは…

その工法の中で、ウェルダンノーブルハウスも採用をしている

[木造枠組壁工法(ツーバイ工法)]をちょこっと簡単にご紹介!!

ツーバイフォー リフォーム

 

よく名前を聞くかもしれないツーバイ工法が、実は新築着工全体の[11.2パーセント]

しかないの??

なんて驚かれる方々も多いかも??

[えっ?? だって私の家も2x4だし、お隣も2x4だよ??]

と思われた方々は…

もしかすると、[北海道][東京][神奈川(横浜)][埼玉]などにお住まいの方々かも??

実はちょっと面白い統計があって、ツーバイフォー工法(2x4)の採用率は

とっても[地域差]があるんですね!!

 

この[地域差]の正式な理由は分かりませんが、比較的近年に日本に導入された工法

であるがゆえ、首都圏を中心に拡散したことや、特殊な技術や知識や材料が必要な為

労務(大工さん)や材料(構造材)の提供が[首都圏中心]に整備されている!?

なんてコトも理由になっているかもしれないですね!!

 

 

【すまいのプチ知識 その④】

 

Q:ツーバイフォー工法って元来はどこから生まれたの??

A:正式に「工法」として確立されたのは、アメリカ(北米)なんですね!!

時期としては19世紀始め頃と言われていますが、似たような工法を採用しているのは

[住宅先進国]でもあり[林業の国]でもある「北欧」もなんです!!

(photo : 19世紀建築のスウェーデンの家)

北欧各地で、その土地ごとの伝承技術で建築されていた[枠組壁工法]の住まいが、北米で正式なルール

を持つ工法として確立された!!なんてイメージで良いかもしれませんね!!

 

ちなみに、その[ツーバイフォー工法]が日本に初めて導入されたのは1980年頃!!

現在でも[2x4]の代名詞となっている[三井ホーム]が導入、さらに日本国内にあった構造方式を

整え、国(国土交通省)とルール造りを行い現在に至っているイメージ!!

(Photo Copyright : 三井ホームHPより)

ちょっと余談ですが、現在でも「日本ツーバイフォー協会」の役員さんや歴代の協会長さんは

三井ホームの方なんです!!

そして、実際のそのツーバイフォー工法が日本国内で一般的に広まっていったのは

[平成の時代の幕開け]頃なんですね!!

 

 

【すまいのプチ知識 その⑤】

 

Q: そもそも、その名称「2x4(ツーバイフォー)」って不思議な名称は

何からとったものなの??

A: 日本国内での正式な名称として登録されているのが[木造枠組壁工法]。

一般的な通称である[ツーバイフォー工法]は、建物の主な構造体となる[柱]に使用されて

いる構造材が、「ツーバイフォー(2x4)」と呼ばれる規格の木材を使用していることから!!

では… その2x4って規格は、なにが[2(two)]で何が[4(four)]なのか??

が、実はちょっと謎なんです!?

 

コレ、ハウスメーカー様などの営業担当者様などに聞くと

「柱のサイズが、2インチx4インチ」なんですよ!!

なんてマニュアル回答があると思いますが… まずコレは不正解!!

ん??

2インチって、5.08センチメートルで、4インチって、10.16センチメートル!!

実際のツーバイフォー材の寸法って…

3.8センチメートルx8.9センチメートルなんですよね!?

「あれ??」

 

さらに、ちょっと建築資材に詳しい方だと…

「乾燥させる前(未乾燥時)のサイズなんですよ!!」なんて回答があるかも!!

ん?? 実はコチラも不正解

コレ、丸太から大きな機械で切りだした実際の2x4材の未乾燥(グリーン材)の寸法は

4センチメートルx9センチメートル

なんですね!!

 

コレ気になりませんか??

実は創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループ

残念ながら現在は閉鎖してしまいましたが、以前、 カナダ バンクーバー州に[2x4木材]

の専門の支店があったんです!?

ブログ担当者も何度もバンクーバーを訪れていて、カナダの製材メーカー(シッパー)を

訪問させてもらった時にカナダのメーカースタッフに聞いてみたコトがあるんです!?

「そう言えば…わかんない… 昔からこのサイズで加工してるし…」

「えっ~」

一説では、何百年も前にツーバイフォー工法の基礎が造られた頃の製造寸法なんて話も

ありますが、実際には「カナダの製材メーカー」の方々も解らないんだそうです??

 

ちなみに、世界の住宅先進国であるスウェーデンで発展した[ツーバイフォー工法]の製材の

規格サイズは一般的に日本で使用されている北米規格サイズより[太くて短い]んですね!!

例えば、

ジューテックホームの高性能注文住宅”北欧の家”ウェルダンノーブルハウス

の[柱]で使用している[2x6サイズ]は、北米規格だと3.8cmx14cm

これがスウェーデン規格サイズになると、4.5cmx12cmになるんですね!!

 

【すまいのプチ知識 その⑥】

 

Q:最近、よく聞く??「ツーバイシックス工法」ってなに??

A:こちらは、ジューテックホームのウェルダンノーブルハウスの大きな特徴

でもある「工法名称」ですね!!

構造駆体の建築方法としては、[木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)]と一緒!!

お住まいの耐震性能や断熱性能値などに大きく起因する大切な[柱]のサイズが

一般的なツーバイ工法だと、[2x4(38mmx89mm)]のところ

ツーバイシックス工法だと、[2x6(38mmx140mm)]規格で建築するんです!!

メリットは何より、本来日本伝統の在来工法と比較すると大きな特徴でもある

ツーバイ工法の[耐震性能値]が、柱サイズを大きくすることにより[約1.6倍]もの

より強いゆれ対応強度を生むんです!!

そして、ココが忘れがちな大切なポイント!!

柱の奥行き寸法が大きいと言うことは!?

それだけ厚みのある「断熱材」を壁の中に充填施工することが可能になるんです!!

 

実はそんなツーバイシックス工法は、時代に先駆けて!!

ジューテックホームの注文住宅 ウェルダンノーブルハウスでは、建築資材のプロならでは

の経験と住宅先進国スウェーデンに学んだ知識で、約30年も以前より[2x6工法]を

継続しているんです!!

スゴイでしょ!!

(photo : 約30年前のウェルダンノーブルハウス モデルハウス)

 

【すまいのプチ知識 その⑦】

 

Q: そのツーバイフォーの木材ってどんな木が使われているの??

A: その前にコチラが現在の日本で流通しているツーバイフォー工法専用の製材規格。

この各サイズに10フィート(3m)から20フィート(6m)まで2フィート刻みに、日本国内では

流通しているんです!!

そして、たったこれだけでの規格で合理的に1件の構造躯体を組み立てているんですね!!

 

ちなみに、ツーバイフォー工法用に製材された木材を[ディメンションランバー]と呼ぶんです!!

ディメンション(dimension)とは、規格寸法に…なんて意味で、

ランバー(Lumber)は、製材された板(ひき板)なんて意味なんです!!

まったくの余談ですが、

カナダでは日本で流通している規格寸法より、もっと大きな製材品が使用されており

例えば、[2x14(ツーバイフォーティーン)]など!!

この位の大きさになると、ランバーではなく[ティンバー]と名称が変わるんです!!

 

日本伝統の在来工法では、世界でも類を見ない数多くの木の種類が建築で使用されて

いるのですが、ツーバイ工法で使用されるディメンションランバーは大体コレ!?

[S.P.F (エスピーエフ)]

この不思議な名称は、一つの樹種ではなくコレの頭文字!!

スプルース(Spruce)  日本樹木で言うと、トウヒ(松)に近い木

パイン(Pine) 欧州アカマツに近い木

ファー (Fir)  日本樹木のモミに近い木

こちらの3種の木を主に製材に使用されているんです!!

この3種は生育地や木質、そして建築に大切な強度が近似しているため、建物の耐震性能値

などを決定する値が同じグループに属していることから[一つのSPF材]と括られているんです!!

 

世界で突出した建築数を誇るアメリカを始め、西欧、日本、中国などで使用されている

ツーバイ工法用のランバー材の世界需要のほとんどを製材、販売している[カナダ]

スゴイですよね!!

コチラが材木を伐採している環境!!

林業で世界No1のカナダの中でも、国策により指定されている伐採可能エリアは

北米の中でもより北極に近いエリアなんです!?(驚)

さらに、主な伐採期間が[極寒の冬場]なんです!!

コレ、驚きませんか??

でも… なんで??なんて思いますよね??

実は、[木]は寒く太陽光が少ないエリアで育った方が、成長が遅いため

[年輪の幅が狭い]んです!!

ココが建築で使用する場合に、建築後に[狂いが少ない]良質な木材なんです!!

また、

[SPF材]は、湿地帯を好んで生育する為… 水気の多いぬかるんだ道なき道(汗)

が、積雪で硬められている時期でないと、大型のトラックや重機が森に入れない

んですね!!

また

世界の計画林業を牽引する森林大国カナダならではの、伐採、育林、植林のサイクル

で、冬場に伐採した計画エリアに、約30年後に伐採する為の[SPF材]を

植物が育つ[春]に植林するサイクルが出来上がっているんですね!!

 

 

【すまいのプチ知識 その⑧】

 

Q:建物としてのツーバイフォー工法の特徴って??

A: 海外で生まれた建築工法ゆえ、中には日本の気候にあうの??や

日本の住まいのデザインにあうの??なんて気にされる方々も少なくない

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

まぁ、本場のアメリカも国土が広いので日本同様の気候エリア地域もたくさん

るんですが…(汗)

まず… お住まいのデザインに関しては、日本生まれの在来工法と2x4工法は

一緒と認識しておいてください!!

あくまでも構造躯体(骨組み)のお話しなんで、海外の住まいの様なデザインしか

建築出来ないなんてコトは無いんです!!

むしろ、旧来より「輸入デザイン住宅会社」がツーバイ工法を多く採用していた

事より、そんなイメージが出来てしまったのか??

 

また工法の大きな特徴は、とにかく[耐震性能]と[気密性能]はむしろ特化した特徴!!

6面体の木箱を造るイメージのツーバイ工法は、柱で家を支える在来工法と比較すると

特に大きな地震の様に水平方向に大きな力の掛かる動きに強いんですね!!

 

【すまいのプチ知識 その⑨】

 

Q:でも… ツーバイフォー住宅は、[リフォームが出来ない]って言うけど

それは本当なの??

A: コレ、[住宅業界の隠れた秘密]の部分でもあるんです!!

 

実際に[リフォームへの規制があるか?ないか?]においては、ツーバイ工法は

ちょっとリフォームが行いづらい??なんて事実はあるかも??

その理由は、この40年で確率された[木造枠組壁工法(ツーバイ工法)]は、ちゃんと

《ルール》があるんです!!

建築基準法 工事仕様書

特に耐震性能に関わる部分で壁(耐力壁)の量から位置、構造の梁の大きさや

使用される釘やビスの長さや径まで[指標]となるルールが定められているんです!!

だから…

当然、リフォームも[ツーバイフォー工法のルール]に沿って行われることより

[リフォーム内容に規制]がある場合もあり得るなんてイメージです!!

 

その点、日本で各地ごとに違う伝統で進化してきた在来工法は、指標となる

ルール作りがちょっと難しいんですね!!

その点は、リフォームに関しても… 在来工法では

「現場に携わる方々の経験と知識」が優先されている現状なんです!!

「おう!! 俺に全部任せておけ~」

ゆえに、ちょっと乱暴なたとえ話をすると

現場に携わる方々の経験値で[撤去できる壁(在来工法)]も

構造ルールや構造計算で[撤去出来ない(2×4工法)]こともある!!

なんてイメージと思ってください!!

だから…

ツーバイフォー工法のリフォームは、根拠のある安心・安全のリフォームが出来る!!

とご理解頂いても良いかもしれませんね!!

 

では…

どうして、[ツーバイフォーはリフォームが出来ない…]なんて噂があるの??

はコレ!!

ツーバイフォー工法のご説明の最初の頃にお伝えしたコレ…

日本全国では、たった[11.2パーセント]しかないツーバイフォー工法!!

尚且つ、まだまだ本格的な採用になってから[約30年]の歴史!!

だから…

図面

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)のルールや知識や経験を、持っている

リフォーム会社が少ないんです!!

えっ~??

だから、図面を見ても… この壁を撤去して良いのかよく分からないなぁ

なんてこともたくさんあるんです!!

そこで、日本伝統の在来工法の大工さんやリフォーム会社は

「ツーバイはリフォーム出来ない」

ことにしてしまうことも少なくないかも…(泣)

 

どうぞ、ツーバイフォー住宅にお住まいの方々は、必ず2x4工法に知識と経験

のあるリフォーム会社にリフォームのご相談をしてください!!

 

 

 

”美しく… より快適、安心のすまいへー。” ウェルリフォーム

住宅資材総合商社JUTECグループがお届けする、高性能、安心リフォームの

ご相談・お見積りは、お電話(0120-206-244 ツーバイシックスにしよう〜)

または、こちらの お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!!

BY 建材商社マン

 

 にほんブログ村 インテリアブログ マンションインテリアへ

クリックもお願い致します。