あたらしい暮らしへ、これからの窓、ツーアクション窓!? って??
【Drehkipp-Fenster!?】(独語)
ちょっと”リフォーム”とは直接の関係はナイかもしれませんが…
ちょうど本日、YKKap社の営業担当S氏がご来社されたので
今日は”窓の種類”のお話しです!!
ご存知ですが??
2015年10月に新発売された…
[YKK ap社 APW430]
New あたらしい暮らしへ、これからの窓、
「ツーアクション窓」。
ジューテックホームがお届けしております
高機能注文住宅 ”ウェルダンノーブルハウス”では
YKK ap社の国産サッシ最高級クラスの窓性能を誇る
「高性能トリプルガラスを採用した、世界トップクラスの樹脂窓」
”APW430” シリーズもご採用頂けます!!
このYKKap社の430シリーズの大きな特長は
”世界トップクラスの断熱性能” 熱貫流率(U値) 0.91を実現!!
ん??? 難しいですかね!?(笑)
「熱貫流率」とは、熱の伝わりやすさを現した数値で…
要は、この窓は… 熱い夏や寒い冬にも”外気の影響”を限りなく
減らし、住宅の温熱環境を改善する「スゴイ窓」なんです!!
【すまいのプチ知識】
そんな… 高性能な高断熱サッシですが…
実は”高性能マド”ゆえに一つだけあるモノがないんです???
Q: 一般的な窓にあって「APW430シリーズ」にナイもの??
A: 実は… コレです。
窓(サッシ)の形状種類のお話しですが”引違い窓”と
呼ばれる、日本では一番一般的な窓種類がナイんです!!
建築用語では2枚建(ダテ)とも言うのですが、2枚の障子を
押し入れの襖の様に左右に行ったり来たりさせる種類です!!
なんで???
かと申しますと!!
”引違い窓”は構造上の問題ですが、どうしても「気密性能が低下」
してしまうんですね(泣)
2枚の障子が行ったり来たり…と言うことは、完全に密着(気密)する
ように製造することが構造的に難しいんです。
ゆえに、気密性能が落ちてしまう構造なので
高性能・高断熱を謳うAPW430シリーズではラインナップを
見送ったのでしょう!!
ちょっとお話が脱線しましたが…
そこで、今回YKKap社から追加の窓種として新発売された
「ツーアクション窓」!!
ん???
あまり、聞いたことがナイ言葉ですね??
【すまいのプチ知識 その②】
Q: 「ツーアクション窓」って… 初めて聞くけど、なに???
A: 建築業界の中では、「ドレーキップ窓」と呼ばれている形状のこと。
一般の方々には、ドレーキップ窓と言われても??
日本ではあまり一般的に使用されることも少なく
建築業界に携わっている方でも知らない方も結構いらっしゃいます!!(泣)
その様なドレーキップ窓をちょっとご紹介!!
このドレーキップ窓には大きな特長!?がありまして
「ひとつの窓でツーアクション!?」
まず一つ目のメインのアクション!!
[内倒し窓]
閉じている時は下向きのハンドルを直角(90°)まで廻します。
すると自分の方に倒れてくる様にサッシの上部が開口します!!
この状態での”通風・換気”は結構メリットがいっぱい!!
■雨天時も換気が可能なんです!! 少々の雨ならば、
開口していても水の侵入がありません!
そして
■家の中に侵入した風は、お部屋の上部に巻き上がる為
例えば「冬などは外気の冷たい空気が直接体に晒されることもなく
またお部屋の上部に溜った暖かい空気と自然に熱交換」される
自然な仕組みの熱交換換気システムなんです!!(嬉)
また
■上記お写真の角度が全開です!! ゆえに”防犯性も非常に高い窓”なんです。
二つ目のアクション!!
[内開き窓]
閉じている時は下向きのハンドルを上(180°)まで廻します。
すると自分の方に開く(片開き)様に180度全開に開口します。
■サッシの外側のガラス面もラクラクお掃除が可能!!
またお掃除以外のメリットとして注目なのが…
■”建物外部の機能追加リフォーム”への対応が可能になります!!
最近リフォームでも流行の外部の取り付ける”シェード”や
”ルーバー”、”オーニング”などの設置が
お部屋側に全開できるサッシのメリットで、
足場工事も要らずお部屋の中から設置工事が行えます!!
”このメリットが意外に重宝している方が多いんですね〜”
そんな良いコトづくめ?の特長の「ドレーキップ窓(ツーアクション窓)」
ですが、どうしてか??
日本の市場ではあまり浸透しておりませんね…(悲)
その理由は…
やっぱり!! 「建築業界に携わっている方でも知らない人が多い??」
からなのでしょうか??ね!!
【すまいのプチ知識 その②】
その様な「ちょっとマニアなドレーキップ窓」ですが
では… 世界では!?
実は…!!
”世界基準”と言われているパッシブハウス(省エネ住宅)先進国
である”ドイツ”では、このドレーキップ窓が”標準形状”!!
一般住宅からビル、マンション、ホテルまで…
統計では”9割”の窓がドレーキップ窓なのだそうです!!
しかも幅2mx高さ2mなんて大きな窓もドレーキップ!?(笑)
み〜んなドレーキップ窓なんです!!(驚)
びっくりですね〜
厳密にお話をすると、ドイツ以外でも ”ドイツ以北の西欧”では
ドレーキップは、メジャーに使用される窓の種類なんです!!
【すまいのプチ知識 その③】
このBlogらしい、相当マニアックなお話しです!!(笑)
着いてこれますか??(笑)
この会社名を覚えておいてください!!(笑)
[G・U] ジーユー!!
あのユニクロさん関連のお店ではナイですよ!?(笑)
会社の正式なお名前は
[グレッチ・ウニタス社]というドイツの大手金物メーカー!!
例えばこの”ドレーキップ窓”でツーアクションに稼働する
窓の特殊金物!!
ほとんどの金物が[G・U社製]!!(驚)
むしろ、大半のヨーロッパの窓の金物が[ジーユー製]
他社の追随を許さない、世界的メーカーのお名前なので
もし、ドレーキップ窓を始め海外の窓を
[住宅業界に携わっている方で知らない人]とお話し
した時には!?
「この金具は… GU社製???」(ニヤリ)
といじめてあげちゃってください!!(笑)
そんな”ドレーキップ窓”ですが
日本の大手サッシメーカーであるYKKap社が
高性能窓(APW430)に標準仕様化したと言う事は…
これからの日本の住宅(新築もリフォーム)も
世界基準の省エネ住宅化(パッシブハウス)に
進んでいくよ!!
と言う事も示唆しているんでしょうね!!
どうぞ、木造注文住宅をご検討の方々も、高性能リフォームを
ご検討の方々も、
[ジューテックホーム㈱]へご相談ください!!
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■資料提供
YKKap社 HP