世界の窓のスタンダード!? 日本はもちろん”引違い窓” では海外では??
【世界の窓のスタンダード!?】
前回のBlogで”ドイツの窓のスタンダード”
[ドレーキップ窓]をご紹介しました!!
まだ日本では一般的でない”ドレーキップ窓”
ドレーキップ以外にも世界では「スタンダード!!」
でも…
日本では「????」って窓もあるのでは???
簡単にですが
世界のエリアでの【窓のスタンダード】をご紹介してみます!!
まずは…
■Japan(日本)
ん???(笑) 言わずと知れた
・[引違い窓]
最低でも2枚の障子が異なるレールを左右に移動する仕組みですね!!(笑)
日本では室内建具でも押し入れの襖などに見られる
最も一般的な窓種となります!!
われわれ日本人は”慣れて”しまっていますが、実は海外の方々からは
「結局1枚の障子が残るわけだから… 解放感がナイ」との
印象を受けてしまうようです!!(北欧サッシメーカーの北欧人談)
「なるほど…」「あまり気にしたコトなかったですが…確かに…」
■Scandinavian(北欧)
ジューテックホーム 高機能注文住宅”北欧の家”
welldone noble houseでもお馴染みの北欧スタイルでは!!
・[横軸回転窓]
JUTECHOME 横軸回転型 木製サッシ施工例
北欧の窓=木製の”横軸回転窓”
このイメージですね!!
日本ではアルミニウムで製造されたサッシが主要ですが
なんと北欧では、全体の9割ほどが、「木製」又は
「アルミクラッド木製」(木製サッシの外部側にアルミのカバーが付いている)
の”木”で造られたサッシが主要なんですね!!
しかも窓の種類も日本では聞き慣れない”横軸回転窓”???
窓(障子)の開閉方法が… コレ
別名でトップターンとも言われる窓ですが、障子の開閉は
手前側からクルッと170度回転するように開いて行きます!!
使用中は、こんな感じに途中で止めて通風するんですね!!
この窓の大きな利点は、
”木製サッシならでは?のメンテナンス工事”で定期的な木部の塗装が
必要になります!!
その時に、170°回転させることによって、お部屋の中から外部側の面に
”塗装をすることが出来るんですね”(足場をかけて外部から行う必要がナイ)
この横軸回転窓につきましては、お気軽に当社モデルハウス
”まちかどモデルハウス 都筑の家”まで、お気軽にお越しください!!(笑)
■German(ドイツおよび西欧)
こちらは… 前回Blogでご紹介したドレーキップが主流!!
そして、もう一つドイツと言えば!!と言う開閉方式が
あるんですね!!
・[ヘーベシーベ]
高気密を誇るドイツの窓の中で、大型のスライドドア(引戸)を製造する時に
使われる開閉金物です!!
パッと見は、日本でもありそうな「片引き戸」なんですが…
そこは”世界基準のドイツ”のスタンダード!!
主な特長は「稼働は軽くて、高気密」
上記写真の様な大きなサッシでも子どもでもラクラク開閉が
可能です!! それなのに閉めている時の気密性能は世界No1!!
その秘密は??
上のイラストをよ〜く見てください!!
左がロックされている時。床にピッタリ密閉してます!!
そして右が開閉稼働時!! あれ?? サッシが浮いていますね!!
レバーを回転させることにより、障子が上下に稼働する
機構なんです!!
■American(アメリカ、カナダ)
・[ケースメント]
・[ダブルハング]
アメリカ映画などでよく見かけるお部屋ですね!!
でも日本人には映画だけでなくちょっと見慣れた形状???
そうなんです!!
ケースメント窓とは、日本のサッシメーカーの”横滑りだし窓”
そして
ダブルハング窓とは、日本のサッシメーカーの”上げ下げ窓”
特にダブルハング窓の機構は、引違い窓を90°傾けただけ
なんですね!!
実は!!
日本の窓は、”北米をモデル”に開発がされてきました!!
北米型の窓は、名前は違っても、形状としては
一番馴染みやすい国の窓なんですね!!
今回のBlogはすまいのプチ知識拡大版でした!!
皆様のクリックが励みになります。