いまさらだけど…”結露(けつろ)”ってなんですか??を簡単に教えて!!と、あの極寒エリアなのに北欧の家は結露しないってホント!?

 

【いまさらだけど… ”結露(けつろ)”ってなんですか??】

 

 

”暖冬はそろそろ終わり…月末に向けて平年並みか低い気温に…”

と冷え込みがとうとう訪れてしまう予報なんです…

表情

 

そんなお話をすると、話題はやっぱりコレ!?

このブログでは再三にわたりご紹介してきました驚愕のこの事実

”日本の家は寒い…”

(photo : mainichi newsHPより)

 

車や家電、工業機器など世界的にトップレベルの製造技術を持つ”日本”が造る家が寒い??

「えっ??」

と驚く方々はあまりいないかもしれない??(ん??)

むしろ…

「ホントに寒い… でも、どうして??」

と疑問に持つ方々はたくさんいらっしゃるかもしれませんね??

 

念のために簡単にお答えしておくと、例えば…

創業95年 東証1部上場 住宅資材総合商社ジューテックグループの建築部門

ジューテックホームが、30年にわたりお届けしております

高性能注文住宅”北欧の家”ウェルダンノーブルハウス

特徴的な外観や素敵なインテリアデザインだけでなく、断熱性や気密性などの構造性能も

世界的な住宅先進国でもある”北欧”に学び、30年以上に渡り”世界レベル”の高性能な

注文住宅を数多くのお客様にお届けしてきたんですね!!

 

そんな北欧の住まい造りと日本が今までに造ってきた住まい…

建築に対する技術や商品の違いや問題ではなく

”ココの歴史的な違い”

1年の1/3が、長く厳しい冬…

自然環境としては、生命の危機も訪れる厳しい条件の中で、大切な家族がより快適に

安全に暮らしていける住まい造りを長い時間(歴史)をかけて探求してきた知識!!

対して

綺麗な四季に分かれ、世界的に比較的温暖なエリアに属する日本!!

”我慢は美徳”の日本人は、寒い冬も…もう少し耐えれば春が来て夏も来る!!

歴史的にも自然環境的にも、住まいの外気と内気を断熱する??などと言った

発想は昭和の時代になっても根付かなかったんですね…

 

 

【すまいのプチ知識】

 

そんな、お住まいに対しても”おおらかな”日本人には

長年困っているコレに対しても、海外(北欧)の方々からしてみると不思議な国!?

「結露」

 

ウェルリフォームのオフィスのある関東エリアにお住まいの方々も冒頭にあげた、

これからの時期は、グッと冷え込みも厳しくなる…

と聞くと、出勤や登校、買い物…寝る時やお風呂も寒いのは嫌だなぁと同時に

窓の結露ももっとひどくなるんだなぁ… 面倒だなぁ…

でも…

「うちは古いから仕方ないなぁ」

「コンクリートのマンションだからなぁ」

「北側の部屋だからなぁ」 etc…

ちょっと諦めモード全開の心の声が聞こえてくる??

この”寛容さ”は、海外の方々からみれば驚きの事実なんです!!

 

でも、

そもそも「結露」ってなんだ??

 

これ… 意外にカンタンに説明できる方って少ないかも??

英語では、”interior condensation” こんな単語が使用される「結露」

インターネット

インターネットで検索してみると…

「固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象」

 

「なるほどね…」

と頷いてみるものの、水蒸気=水滴(露)くらいのイメージ??

 

カンタンに…説明って言いましたよね…

ハイ…

まず簡単に… 住まいに関する「結露」には種類があって、これからの時期に窓を中心に発生

する結露を「冬型結露」なんて言い方をするんですね!!

結露 窓

「……」

小さな甘酸っぱい年頃を思い出された方??(笑) この状態(冬型結露)ですね!!

 

その結露のメカニズムは、よく結露のご説明で目にするコトが多いと思いますが

やはりコレ!!

「う~ん…」

つまらない話に(ん??)違う方に興味がいってしまうのでコッチの画像に変更!?

(イメージですよ)

真夏の暑い陽射しの中… 店内も暑いラーメン屋で出される冷水が入ったコップ

(イメージですよ)

流れる汗をぬぐいながらコップを手に取ると、コップの外側に付いた大量の水滴!!

これが……

固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象

ハイ… すみません…

 

上の文章を分かりやすく解読すると、

「お部屋(お店)の中の水蒸気(湿気)を含んだ空気が冷やされて、その空気中の水蒸気(気体)が

水滴(液体)に変わる(凝縮する)現象」

いやぁ… 自信満々に解説した気でいると思いますが、肝心の疑問には

何も答えていないことは分かってますよね??

「……」

「どうして起こるのか??を知りたいのですが…」

「ハイ…」

 

YKKAPさんのHPに見やすいイラストがあったのでちょっとお借りして!!

こんなイメージですね!!

 

覚えておいて欲しいのは、

1】空気中には、水蒸気(湿気)が存在している。

ちょっと難しい単語を使うと、その空気が最大限に含むことができる水蒸気量に対する

割合を「相対湿度」って言うんです!!

皆さまがこの時期に気にしている「湿度○○パーセント」ってやつですね!!

湿度 相対湿度

ちなみに、その空気が最大限に含むことができる量を「絶対湿度」と言うんです!!

ゆえに皆さまが毎日見ている湿度計の数値は、そのお部屋の室温の絶対湿度に対して

現在、何パーセントの湿度の割合(相対湿度)か?を目安にして見ている感じ!!

 

2】空気は”温度”によって含むことができる水分の量が変わる!?

コノ性質が結露の原因の胆となるところなんですね!!

単純にこんな感じなんです!!

温度が高いほど、より多くの水分を抱えてられる(まだまだ席にゆとりがある)

温度が低くなると、抱えてられる水分の量が減少する(座席が減ってしまう…汗)

 

そこで、建築業界の研修などでよく登場するのがコレ!!

「無理!!」

大丈夫です!! 当然、現在、建築業界に携わっておりますが最終学歴は「経済学部出身」…

「わたしも…ムリ!!」

 

それならコチラの簡素化した表をお借りして!!

(資料: panasonic HPより)

 

「寝る前」の画像検索結果

いまお部屋の温度が「20℃」で湿度が「60%」と設定(グラフ優先)

ちょっと現実的な生活より湿度が相当高目ですが、一例としてご紹介!!

 

「おやすみ~」

関連画像

就寝中に室温が下がり「15℃」になると、同じ水分量(寝る前が60%)なのに

(相対)湿度が「82%」に上昇!!(グラフのA)

先ほどの座席のイラストのうち、8脚の椅子が埋まった状態!!

(温度が低くなると、抱えてられる水分量が減る仕組みからですね)

 

さらに!! 時間が経ち朝方

「寒い… ママぁ… トイレ行きたい…」

「ZZZ…」 

関連画像

室温がさらに下がり「12℃」

同じ水分量(寝る前が60%)なのに、(相対)湿度がとうとう「100%」に到達!!

(グラフBの状態)

同じく座席のイラストの席が水マークで埋まった状態ですね!!

ハイ!!

おねしょ

これが結露なんです!?

「ん?? 違った…」

 

こっちだ…

結露

ココで空気が抱えられる水分量を超えると、水蒸気(気体)が水滴(液体)に変化する

仕組みが「結露」なんです!!(座席が満席を超えた状態のことですね)

で!!

よく結露のご説明で出てくる専門用語の「露点温度(ろてんおんど)」とは、

この満席を超えた時の水蒸気(気体)が水滴(液体)に変わる時の温度のコトを言うんです!!

 

だから、上のグラフの「温度20℃で湿度60%」の「露点温度」は「12℃」

で、室温が12℃になった時点で「結露」が発生する!!

なんてイメージですね!!

 

 

 

 

 

【すまいのプチ知識 その②】

 

 

世界の住宅先進国の「北欧」や「ドイツ」の住まい!!

日本人が思い描くイメージとしては…

「スウェーデンかぁ…羨ましいけど、やっぱり寒くて大変でしょ!!」

 

当然、街の中など屋外ではこの時期の平均気温は南部側の比較的温暖な

ストックホルムでも東京の平均気温より「7~10度」くらい低く寒いんです!!

ところが…

北欧の方々だけではなく、寒さにそれほど耐性のない北欧商社の日本人スタッフ

からも、「それほど寒さは、大変ではないよ!!」なんてコメントを聞くんです!?

ん??

 

コレ、ご覧下さい!!

「メリークリスマス~」

北欧伝統の色白の美人の娘ですね…

って?? えっ?? その服装は寒くないの??

北欧 クリスマス

えっ?? 赤ちゃんも家の中では肌着で過ごすの??

北欧 クリスマス

コチラのご家族も多くの方が半袖で過ごしている??

北欧 冬

(出典: www.flickr.com)

 

もうお分かりですよね!!

お住まいだけでなく、公共施設やデパート、飲食店からすべて、日本と北欧の建築物の

「構造性能」が圧倒的に違うんです!!

「北欧製グラスウール」の画像検索結果

(photo : Product image for illustration purposes only.)

あくまでもブログ担当者の個人的な見解ですが、「断熱性能」「気密性能」「換気性能」

建築資材の大きな性能差というと「窓(サッシ)性能」「玄関ドア性能」

さらに、住まいの中の「暖房方法(知識)」なども住宅先進国と後進国の差がはっきりと

住まいの建築の段階で違うんですね!!

 

ちなみに…

今日のブログのおさらいですが

北欧の住まいでは、結露をしてしまう家の方が少ないんです!!

余談ですが…

コチラのイケメンの男性は、”北欧の家” ウェルダンノーブルハウスの特徴でもある

「木製トリプルガラスサッシ」のメーカーの社長様!!

昨年、わざわざジューテックホームのまちかどモデルハウスまでお越し頂きました!!

 

日本の住まい造りでは、一般的に「アルミニウム製サッシ」を使用しているんです!!

ところが住宅先進国の北欧では、大半が「木製サッシ」なんです!!

また、もう一国の住宅先進国であるドイツでは、「樹脂サッシ」と「木製サッシ」!!

(photo : ジューテックホーム ウェルダンノーブルハウス施工例)

 

これ… なんでか分かりますか??

見た目やデザインの美しさや伝統的な窓を使用している!!なんて理由だけ

ではないんです!!

これ「熱伝導率」という専門用語ですが、その物質ごとの熱の移動のしやすさの規定

ですが、数値が大きいほど熱が伝わりやすい材種なんですね!!

イメージで灼熱の真夏に、裸足でアルミニウムの板の上と木材の上のどちらを

歩きますか??なんて感じ!? (熱伝導率は1750倍(汗))

コッチの方が分かりやすいかも??

把手は木製か樹脂製ですよね??

雪平鍋 把手 木

 

先ほどの「結露」の仕組みでもお話ししましたが、同じ湿度(水蒸気)を抱えている空気

でも結露が発生するかしないか?の仕組みは、その温度差でもある「露点温度」に

到達するかどうか??

 

熱伝導率の低い(熱抵抗値の高い)素材である「木」で造られた窓サッシの方が

この時期の寒い外気(温度の低い空気)によって暖められた室内の空気(内気)が冷やされて

しまうことを防ぐことが出来るんです!!

つまり窓サッシを伝わって移動する冷気も木の断熱性能よって緩和され、室内側に

到達する頃には「露点温度」までは到達していない!!仕組みなんです。

 

同じことがこの「窓ガラス」でも言えるんです!!

窓ガラス 単板

子供の頃にアニメや漫画で見たこの映像…(爆)

まだまだ日本の住まいは、1枚のガラスの窓が多くやっと昨今の建築で2枚のペアガラス

と呼ばれるガラスの採用が一般化してきたレベル!!

(photo : ジューテックホーム 北欧製木製トリプルガラスサッシ施工例)

北欧スウェーデンの木製サッシは、なんとトリプルガラス(3枚ガラス)がほぼ一般的

なんです!!(驚)

これも結露の発生を減らすことと快適な室内環境を造る時に大切な要因なんです!!

3枚のガラスの間には2層の空気(厳密にはアルゴンガス)層が設けられているんです!!

より熱伝導率の低いアルゴンガスもスゴイのですが、なんと地球上に存在する「空気」

の熱伝導率は、先ほどの「木材の0.19」と比較すると驚愕の「0.024」

(動かない条件の)空気は素材として 木の”8倍もスゴイ”

 

だから窓サッシで使用されている木や樹脂と同様に、窓ガラスの表面も温められた

室内の空気が寒い外気の影響を受けて「露点温度」に達してしまうことを

硝子と硝子の間に設置された”最強の断熱素材”である空気が…

移動をっているんです!!

 

寒い外気と暖められた内気の熱の移動を断つ「壁」や「屋根」や「床」は、高性能な断熱

性能で覆われ、熱移動の最大弱点である「窓性能」も出来る限り強化!!

さらに、室内の水蒸気(湿気)を含んだ空気を定期的に循環させる「換気性能」も忘れない!!

極めつけは…

「気密性」、せっかくの高性能な断熱材もヒューマンエラーで隙間があっては意味がない

ですからね!!

「断熱 隙間 グラスウール」の画像検索結果

 

実際に…

現代の日本の多くの住まい(家)は、家自体の構造性能が低い状態で、一生懸命に省エネ化

された世界に誇る技術の「家電(エアコン)」などで暖房をしているんです!!

「家が寒い エアコン」の画像検索結果

でも…

よくあるパターン…

断熱

 

せっかくの住まい造りや住まいリフォーム!!

正確な住まいの知識や経験のある建築会社で、お客様の夢を叶えてみませんか??

ジューテックホームでは、実際に「高断熱」「高気密」の北欧の住まいづくり

の構造性能のまちかどモデルハウスで、美味しいアイスコーヒーをいれて

みなさまのご来場をお待ちしております!!

 

コップ2

暖かく快適な室温環境は、こんな本格的な冬真っ盛りでもアイスコーヒー

が飲みたくなる!?

そして!!

北欧デンマーク製の「ダブルウォールグラス」で、熱く木製トリプルガラスサッシ

やリフォームの「断熱内窓リフォーム工事」のお話しをしてみませんか??

写真 (12)

この意味は…

分かりますか??(笑)

回答はコチラ!!

 

なんとな~く、住まいに発生する「結露」の原因は分かりましたか??

この原因を理解した上で、お客様のお住まいのそれぞれに違う原因やお悩みを

お客様のお住まいにあったリフォームをご提案します!!

 

どうぞ、お気軽にご相談ください!!

 

 

”美しく… より快適、安心のすまいへー。” ウェルリフォーム

住宅資材総合商社JUTECグループがお届けする、高性能、安心リフォームの

ご相談・お見積りは、お電話(0120-206-244 ツーバイシックスにしよう〜)

または、こちらの お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!!

BY 建材商社マン

 

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