お客様の住まいは、西欧や北欧では法令違反かも!?  

 

【世界のスタンダードは、暖かい家の提供が義務】

 

 

 

 

12月に入るや否や連日の強い寒気に覆われ

全国的な冬本番の寒さとなった冬のスタート!!

 

こんな話題からスタートをしてみます!!

 

「西欧、北欧と日本の文化と家の違い」

 

 

 

『暖かい家は”人権”である』

 

 

 

世界的な住宅先進国の「ドイツ」や「スウェーデン

を始め、古い歴史のある「イギリス」や「フランス

では、日本に無い法令があるんです!!

 

室温規制

 

 

 

特にその法令が厳しい「イギリス」を例に

とると

一般の住宅だけでなく、施設や賃貸用の

アパートメントでさえも

室温が18℃以上」を保てていないと

国から改修指示がなされ、従わないと使用

禁止解体といった重たい命令を下すこと

が出来る厳しい法令なんです!!

 

 

厳しい冬の寒さの西欧や北欧では、

室温が「16℃以下」になると、ご高齢

の方々に心血管疾患など大きな健康リスク

が発生する「寒い家がもたらす危険」を

社会全体で古くから認識しているんです!

 

だから

大切な家族の健康を守る為に、ご自宅の

温熱環境の維持への責任や住まい環境を

提供する建築会社、賃貸住宅のオーナー

も賃借人へ

「暖かい家を提供する義務」

があるんですね!!

 

 

 

 

それに引き換え!?

我々の「日本の家」

 

 

実は…

日本を訪れる世界中の方々から、こんな

評価をくだされてしまっているんです…(泣)

 

「ニホンのイエは… サムイです」

 

 

 

日本よりも遥に緯度の高い、長く厳しい

冬のエリアの方々からも、

家の中が兎に角”寒い”

なんて思われてしまっているんです。

 

 

でも

我が国、日本は!!

世界の国々の中でも、経済、工業としても

世界のトップクラスの国に関わらず

どうして??

なんて思われますよね??

 

 

 

「モノ造り大国の日本」といわれていた

日本の中で、住宅の温熱環境の整備が

とりわけ発展して来なかった背景には、

日本ならではのこんな要因があるから!?

 

1.現在使用されている家の大半は、日本の

高度経済成長期に建てられた建築物

 

 

昭和の高度経済成長期から平成に掛けての

バブル景気の日本で起こっていた

マイホームブーム

 

戦後からの奇跡的な経済復興となった

昭和時代の高度経済成長期。

多くの国民が「マイホームの購入」を

望んだことから、建てても建てても建築が

間に合わない住宅不足が発生した時代。

 

その背景で、政府の住宅供給支援をうけて

世界でも例の無い「大手ハウスメーカー」

が乱立した時代でもあるのですが

ハウスメーカーに求められたのは、

家の性能や品質よりも、不足している

「供給量」が優先されていた!?

 

 

その後も

昭和から平成にかけての「バブル景気」の

住宅は、「土地神話」の社会状況を踏まえ

建築地の条件やバブル経済期ならではの

上質の生活空間を演じる内外観のデザイン

にハウスメーカーだけでなく多くの国民が

目を向けていた時代!!

 

 

2  世界的にも住まいやすい温暖な気候エリア

 

 

世界的に見ても最先端のモノ造りの技術を

持ちながら、家の温熱環境に関しては

世界の国々と大きな差が開いてしまった

要因は、日本ならではのこんなところも…

 

美しい「四季」に恵まれて、本格的な冬も

2~3か月を我慢すれば、心地よい春が来て、

その後に、夏から秋が毎年定期的に訪れる

世界的に見ても、日本はとても住まいやすい

気候エリアなんですね。

 

むしろ、

現代の住宅先進国と言われる国々や極寒

エリアの西欧の国々は、長い歴史をかけて

厳しい自然環境の中で、家族の生命や健康

生活を守る為の家造りを行ってきた

その歴史の違いもあるんです。

 

 

3 我慢は美徳の日本独特の文化

 

 

 

特にご年齢の高い世代の方々には

日本独特の「国民性」とも言える美徳感覚

 

寒い冬も暑い夏も、決まった期間で

定期的に訪れる日本!!

後、1か月我慢すれば春が来て、

直ぐに夏も来る!!

「我慢強さが美徳とされる日本の慣習」

 

あくまでも個人的な見解ですが

日本の温熱環境は、西欧や北欧と違い

「我慢で凌げるレベル」の気候ゆえに

ハウスメーカーも購入するお客様も

住まいの温熱環境の向上は、ちょっと

「後回し」だったのも事実。

 

その逆に

住宅への追求の優先順位が高いのが

「地震大国の日本」

 

だからこそ

今から「100年も以前」に、耐震性能

が建築基準法に施行され、現代では世界

最先端技術の「耐震工事」と「防火工事」

が行える知識と技術を持ち合わせているん

です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識】


 

 

 

 

世界の住宅先進国の家と日本の家

住宅の造り方で、いったいどこがどう

異なっているの??

なんて、ちょっと気になりますよね!?

 

 

 

住まいの温熱環境を決める住宅建築の工事

として、まず思い浮かぶのは

「断熱工事」

「気密工事」

 

外気の熱の影響を遮断する断熱工事と

せっかく暖冷房で調温した熱が屋外に

流出しない様にする気密工事。

 

実際には

日本の住宅建築と西欧や北欧の建築で

採用される断熱材や気密工事方法は、

性能や使用量は大きく異なっているの

ですが、建築の仕様や方法は大きな差異

は無いとも言えるんです!!

 

それでは

ブログ担当者の個人的な見解も含まれ

ますが、西欧や北欧の建築と日本の家は

ココで使用するアイテムが全然違う!!

をご紹介してみます。

 

 

 

 

 

西欧や北欧の家と日本の家で使われている

「窓」が違う!?

 

 

 

一見、同じように見える海外の窓ですが

西欧や北欧の国々と日本の家の

」は

部材

形(開閉方法)

ガラス

に、大きな違いがあるんです!!

 

 

 

 

一番分かりやすい違いがココ!!

「木の窓」

 

例えば、

一例で北欧のスウェーデンの家の窓は

現在でも「約90%以上が木の窓

を使用しているんです!!

 

しかも

一般住宅だけでなく高層のマンションから

ショッピングモール、ホテル、市庁舎から

学校の校舎などの大型や高層の建築物でも

そのほとんどが木の窓で造られているんです!!

 

 

世界的な「林業国」である北欧や住宅建築

でも古い歴史を持つ西欧だからこその

伝統

も、確かに一つの理由かもしれませんが

現代でも「窓は主に木製」が使用されて

いるのには、それ以外の理由もちゃんと

あるんですね!!

 

その理由をちょっとご説明!!

 

戸建て住宅でもマンションでも、建築物

の「窓」には、とっても大切な役割がある

んですね!!

 

「採光」

「通風」

「眺望」

また

「出入口」としても大切な建築部の部位。

 

人間の健全で快適な暮らしには欠かせない

家の部位の窓ですが、その大きなデメリット

が「断熱性能」なんです。

 

 

 

西欧や北欧の長く厳しい冬の寒さを凌ぐ

為に、床や壁、屋根に厚い断熱材を施して

きた住宅建築において、その壁にぽっかり

と空いた「穴」となる窓は、断熱材が充填

出来ない大きな弱点でもあったんです。

 

ゆえに

西欧や北欧の住まい造りは

長い歴史を掛けて、住まい造りの最大弱点

となる「窓の断熱性能」をどうやって向上

させるか!?

の追求を続けてきた歴史があるんです。

 

日本の進化した耐震技術の向上と同様

に、西欧や北欧で厳しい自然環境で

培われて選ばれた窓が

「木製の窓」

 

(写真 ジューテックホーム施工例)

 

日本国内では、ちょっと珍しい木の窓ですが

敢えて「木が良い」理由って??

も気になりますよね??

 

ちょっと難しい建築用語となりますが

日本で一般的に使用されている鋼製(アル

ミニウム製)の窓と木の窓の大きな違いを

ご説明。

 

窓を製造する部材で使用されている鋼板

と木の素材のこの性能に注目!!

 

熱伝導率(ねつでんどうりつ)

 

 

いきなり難しい単語が出て来てしまい

ましたが…

 

熱自体は、もともと高い温度から低い

温度へ移動をする

「熱移動」

という特性があるんです!!

 

その熱移動の移動の負荷が、各素材に

より大きく異なるんですね!!

今回の建築物の窓に焦点をあててみると

「アルミニウム」

「木」

の熱移動へかかる負荷の違い!!

なんと!!

日本で一般的に窓製造で使用されている

アルミニウムは、西欧や北欧の窓で使用

されている木の

1200倍

熱移動が行われてしまう素材なんです!!

 

窓でご説明をすると分かりにくいですが

コレ

 

 

熱々の熱(火力)を素材に通したいお鍋や

フライパンは鋼製で製作されますが、

取っ手(柄)の部分は、逆に熱移動に負荷

を掛けたい理由で木製が主に使用されて

いますよね!!

 

家で使用している窓も同様で

寒い冬も暑い夏の日も、外気と内気の

温度差の熱移動が出来る限り発生しない

様に、熱伝導率の低い(負荷がかかる)

部材を西欧や北欧では家の弱点で採用

しているんです!!

 

(写真 ジューテックホーム施工例)

 

ちなみに

日本の家の多くの方々がこれからの時期

に悩まされる「窓の結露

この発生メカニズムも、温度差の大きい

大気の熱が、窓(サッシ)やガラスを通して

熱移動しているのが原因!!

 

 

 

 

 

もう少しだけついてきてくださいね!!

 

「熱還流率(ねつかんりゅうりつ)」

U値 = W  /(㎡)(K)

 

また、少し難しい単語が出てきましたが

現代の住宅建築を行う時に、とっても大切と

されている単語なんです。

 

アルミ製と木製の比較や同じアルミ製の

窓同士でも製造メーカーや商品比較をする

時の大切な数値のこと。

 

 

その窓を構成するアルミニウムや木のサッシ

やガラスそれぞれの熱伝導率から

家(窓)の内外で温度差が1℃あるときに

定められた時間内に、その窓面積の1㎡を

還流(通りぬける)する熱エネルギーの量を

表しているんですね!!

 

コレは

完成された「窓」の断熱性能値なので

サッシ(枠部分)だけでなくガラスの性能や

構造も含んだ

その窓全体の熱移動の負荷を現した数値。

 

(写真 ジューテックホーム施工例  トリプルガラス木製サッシ)

 

西欧や北欧で使用されている木製のサッシは

3枚のガラスが組み込まれたトリプルガラス

サッシも主流の窓の一つ!!

高性能ガラス板に加え、ガラスとガラスの

隙間空間の空気(ガス)が断熱材となって、

屋外と屋内の熱の還流を妨げる役目があるん

です!!

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識 その弐】


 

 

 

 

世界先進の西欧や北欧の住まい造りで

使用されている「窓」の素材や仕組みの

お話しをしてみましたが!!

 

実は

お住まいのリフォームで、比較的安価で

尚且つ簡単に「同様の効果」を得ることが

出来るお勧めのリフォーム工事かあるんです!!

 

「内窓リフォーム」

 

 

 

窓を既存の窓と内窓の2重にすることで

大きな断熱効果だけでなく、気密性能が

高まることから隙間風の侵入の防止や

遮音・防音効果も効果的なんですね!!

 

その

内窓で、やっぱりこだわって頂きたいのが

「樹脂製の内窓のサッシ(フレーム)」

 

窓の性能を大きく左右するサッシ(枠)の素材

のアルミニウムと木の話をしましたよね!!

最新の住宅建材で用意している「窓」の

最新の高性能部材!!

「樹脂」

 

(写真 ジューテックホーム施工例)

 

実は、最新の高性能住宅では

硬度の高い樹脂製の窓(サッシ)が使用されて

いるんです!!

 

その理由は!!

樹脂の熱伝導率は、アルミニウムの

1/1000

 

最新の鍋の取っ手(柄)は、木だけではない!?

 

 

鍋も家(窓)も、素材で硬度の高い樹脂

(プラスチック)が使用されている訳はココ

なんですね!!

 

近年では極寒の西欧でも、住宅先進国の

ドイツでは、新しく住宅建築が行われる際は

木製サッシよりも樹脂製のサッシが使用され

ることが増えてきているんです!!

 

 

 

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