日本伝統の禁忌(タブー)を知って、害虫の侵入を防ぐ!!

 

【日本の禁忌(タブー)を知って、害虫の侵入を防ぐ!?】

 

 

 

 

古来日本から行われてきた「風習」や

禁忌」が、未だに数多く残る

日本建築のスタンダード

 

 

 

知らないうちに実践していたり、身につい

ているくらい、日常生活に溶け込んでいる

ことが多い、日本の「禁忌(タブー)」

 

毎日の生活の中のちょっとした行動や

所作に根付いている禁忌のしきたり

「畳の縁を踏んではならない」

「箸から箸に食べ物を渡さない」

友引や仏滅などのお日柄もその一つ。

 

そんな日本人の禁忌や鬼門、縁起担ぎなど

の中で、建築業界に現在も色濃く残る

建築のスタンダード

を本日は紹介してみます!!

 

 

『絶対に間違えてはいけない日本古来

の生活の禁忌(タブー)』

 

 

 

日本伝統の『着物』の着付けの際に登場する

【右前(みぎまえ)】の風習。

 

反対の「左前」になると、古くから縁起が

悪いとされていて、亡くなられた方の葬儀

の時の経帷子(きょうかたびら)の着付けと

なってしまうには有名ですよね。

 

 

こちらの「着物」の着付けで、右前の慣習が

生まれたのは、なんと今から1300年前の

奈良時代」と言われているんです。

 

自然に全国に広まった慣習ではなく、正式に

天皇令として発布された「衣服令」の中で

着物の衿は右を先に合わせると定められた

のだとか!!

 

建築のお話しではありませんが

着物の着付けの「右前」と「左前」って

結局は何のこと!?

なんて方々に

 

 

 

着物の「衿合わせ」のことで、正解とされ

ている「右前」とは、着物を着る自分から

見て「右側(右手側)」が下になり、

その上に左側の身ごろが重なっている状態

になること!!

 

正面にいる反対側の相手から見て、

アルファベットの「」の形が正解!!

が覚えやすいかもしれませんが

本来の「右前の意味」とは

自分自身の「右側の身ごろを

に着付ける!!

が本来のルール。

 

こちらの「右前」の慣習は、正式な着物

だけでなく浴衣でも同じ、

また、

洋装の様に男性女性の違いも無く右前は

一緒ですので覚えておいてください。

 

昨今でご注意いただきたいのが

SNSなどに浴衣写真をアップする時!!

スマートフォンの「自撮り」で使用される

反転撮影をすると、撮影画像の衿合わせが

逆(左前)になってしまうことも加えて

覚えておいてくださいね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識】


 

 

 

 

日本の伝統産業でもある「建築業界」

その中で

日本の慣習の「禁忌」でもある

【右前・左前】

が、

未だに採用されているところがある

んです!!

 

【建具(たてぐ)】

 

 

 

注文住宅の建築やリフォームを行った方々

なら聞いたことがあると思われる「建具」

と言う建築用語。

「建具(たてぐ)」とは、家の「開口部」に

設けられる戸や扉とその枠材のこと。

 

現代の建築では、「ドア」「戸」だけでなく

「窓サッシ」や「襖」や「障子」を指して

使用されているんですね!!

 

 

 

この「建具」の中で、こちらも日本

古来の伝統的な建具の形式の一つである

「引き違い戸(ひきちがいど)」

 

2枚以上の引き戸をスライドさせて使う

建具で、基本的には引き戸1枚につき1本の

溝の上を水平移動させて、行ったり来たりの

開閉方式の扉のこと。

 

その「引き違い戸」では、

日本伝統の禁忌である着物の着付けと

同様に、2枚の襖戸(障子)の合わせの部分が

「右前」なんですね!!

 

 

この引き違い戸の2枚の扉が「右前」に

設定されているのは、和室だけでなく

現代の生活で一般的に採用されている

洋間の木質建具(室内ドア)や窓のサッシの

引き違いも、原則的には全て

「右前」

 

 

2枚の扉が行って来いする「引き違い」

スタイルの扉は、全て「右前」で標準が設定

されてるんですね!!

 

こちら…

言い伝えでは、着物の着付けの「右前」の

慣習に由来しているとも言われており

古来の日本建築から引き継がれている

建築ルール。

お客様の特別注文のご依頼で、「左前」

の戸が使用される時はなども、特にお年を

召したベテランの大工さんなどは

「死装束」みたいで設置するのが嫌だな

なんて本心を聞くくらい…汗

 

 

余談ですが…

こちらの伝統的な日本建築で見られる

和室と和室が並ぶ間取り!!

「右前」ってどっちから見て右前なの??

 

コレ

日本の建築では、禁忌と同様に古くからの

慣習で、お部屋ごとに「格」が定められて

いるんです。

フローリングの洋間より畳の和室の方が

格が高いとされているのですが

同じ和室同士を比較した場合は、

床の間」のあるお部屋が「上段の間

(家長が使用する部屋)となり、より格式の

高いお部屋とされるんですね!!

だから

床の間のある上段の間から見て「右前」に

なる様に襖が設置されているんです!!

 

 

 

 

 

 

 

 


【すまいのプチ知識 その弐】


 

 

 

 

この時期に!!

知っておきたい「右前」の慣習!?

 

「換気」

 

 

本格的な夏真っ盛りの現在(いま)

外出から帰宅した際に、外にいるより

家の中の方が暑い!!

なんて経験をされた時や

昨今、残念ながら全国でまたも急増傾向に

ある新型コロナウイルスの感染状況の対策

として見直されている定期的な

「換気」

 

この時期の窓サッシを開口して外気を採り

入れる換気を行う時に、

「引き違い形式の窓サッシ」

を開閉する時に

推奨する使い方があるんです!!

 

「部屋内から見て右側の窓サッシを開閉」

 

 

 

この夏の時期に、

家の中が暑くて仕方ない…なんてお悩みと

同時に、もう一つの嫌な夏の風物詩!?

 

「蚊やゴキブリなどの害虫の侵入」

 

 

 

 

夏の時期に多くの方々のお住まいの

不満ともなる害虫の侵入で

「ちゃんと網戸をしめているのに…」

なんて思われたことがある方は

その一つの理由に

「窓サッシの開口と網戸を正しく使用

出来ていない」

なんてことも原因の一つかもしれない

んですね。

 

推奨(正解)

 

◇害虫の侵入経路ありの可能性

 

 

 

ヒントは…

今回のお話しは、

・窓サッシの網戸が、家の外側に設置

されているお住まいの場合

・窓サッシを半開の状態で換気をされて

いる場合。

に該当するお話し!!

 

それでは

こちらが…

害虫の侵入口となっている可能性が

ある窓サッシと網戸の使い方のご説明!!

 

◆正解の使い方

 

 

日本の禁忌に由来する「右前」の仕組み(構造)

の引違いサッシの向って右側の部屋側(手前側)

の窓を開口(半開)したとき!!

 

 

向って左側の外側の窓ガラスと窓サッシ

の外側に設置された網戸は、

「ピッタリくっついている」

害虫の侵入を防いでいますね!!

 

それでは

◇害虫の侵入可能性のある使い方

 

 

日本の禁忌に由来する「右前」の仕組み

の引違いサッシの向って左側の外側(奥側)

の窓を開口(半開)したとき!!

 

 

外側の窓サッシを開口して水平移動して

いるので…

窓ガラスと網戸の間に「隙間」が発生

 

 

当然、

開口に水平移動した窓サッシと網戸の

間にも「隙間」が発生

 

 

せっかくの網戸を閉めていても

害虫の侵入口となる隙間が出来てしまう

んですね!!

 

 

 

こんな疑問の理由が

皆様の窓と網戸の使い方が原因になって

いることも!!

 

 

 

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